小半夏加茯苓湯(しょうはんげかぶくりょうとう)

2020/01/04

妊婦さんの中には、新しい命を授かり喜びが多い反面、つらいつわりとたたかわなくてはならない人もいるでしょう。

小半夏加茯苓湯(ショウハンゲカブクリョウトウ)は、妊娠中の女性のつわりの症状に対し、効果をあらわす薬です。吐き気をおさえ、体を楽にします。

吐き気をおさえる半夏(ハンゲ)と生姜(ショウキョウ)、余分な水分を取り去る茯苓(ブクリョウ)の3種類の生薬からなります。

小半夏加茯苓湯が向いているのは、体力は中くらいで、胃に水分が停滞して、チャポチャポしているような人です。体質によっては効果的でない人もいます。

漢方で悪心や嘔吐を止める薬というと、まず半夏が考えられます。ただ、半夏を口に入れるといがらっぼくて不快感を伴うので、半夏を用いる場合は刺激を緩和するため生姜を合わせます。こうすることによって、副作用を抑えるだけでなく作用を助けるのです。

嘔吐は、漢方医学の考え方では、余分な水が胃に停滞し、それが下りずに吐くものと考えられていますが、茯苓には胃内の水の停滞を除いて、動悸をしずめる作用があると考えられています。
こうして、小半夏加茯苓湯は、処方全体として、悪心・嘔吐で苦しむ場合の鎮静剤となります。

サンワの小半夏加茯苓湯 エキス細粒は、漢方処方「小半夏加茯苓湯」の水製エキスを、服用しやすいよう細粒にして、分包したものです。

効能・効果

体力に関わらず使用でき、悪心があり、ときに嘔吐するものの次の諸症:つわり、嘔吐、悪心、胃炎

用法・用量

次の量を1日3回、食前または食間に、水かぬるま湯で服用します。

  • 成人(15歳以上):1包
  • 7歳~14歳:2/3包
  • 4歳~6歳:1/2包

※ 4歳未満の幼児には服用させないでください。また、小児に服用させる場合には保護者の指導監督のもとに服用させてください。

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漢方薬

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