荊芥連翹湯 ( けいがいれんぎょうとう ) 鼻と皮膚が化膿しやすい方に

2023/05/17

漢方薬 荊芥連翹湯 ( けいがいれんぎょうとう ) に関する情報です。荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)は、蓄膿症や慢性鼻炎、扁桃炎、にきびや湿疹などに適応します。また、そのような病気になりやすい、腺病体質を改善するのに用います。

荊芥連翹湯 ( けいがいれんぎょうとう ) 商品概要

荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)は、蓄膿症や慢性鼻炎、扁桃炎、にきびや湿疹などに適応します。また、そのような病気になりやすい、腺病体質を改善するのに用います。

漢方の古典といわれる中国の医書「万病回春(マンビョウカイシュン)」に記載されている漢方薬です。

クラシエの漢方製剤「荊芥連翹湯 エキス錠F」は、漢方薬でものみやすい錠剤タイプのおくすりです。次の生薬のエキスが含まれています。
荊芥(ケイガイ)、連翹(レンギョウ)、当帰(トウキ)、芍薬(シャクヤク)、川芎(センキュウ)、地黄(ジオウ)、黄連(オウレン)、黄芩(オウゴン)、黄柏(オウバク)、山梔子(サンシシ)、防風(ボウフウ)、枳実(キジツ)、甘草(カンゾウ)、薄荷(ハッカ)、柴胡(サイコ)、桔梗(キキョウ)、白芷(ビャクシ)。

効果・効能

体力中等度以上で、皮膚の色が浅黒く、ときに手足の裏に脂汗をかきやすく腹壁が緊張しているものの次の諸症:
蓄膿症(副鼻腔炎)、慢性鼻炎、慢性扁桃炎、にきび

用法・用量

次の量を、食前に水またはお湯で服用してください。

年齢 1回量 1日服用回数
成人(15歳以上) 1包(1.875g) 2回
7歳以上15歳未満 2/3包
4歳以上 7歳未満 1/2包
2歳以上 4歳未満 1/3包
2歳未満 服用しないでください

<用法・用量に関連する注意>
小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。

成分・分量

本品2包(3.75g)中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス2.25gを含有します。

成分 分量
日局オウゴン 0.75g
日局オウバク 0.75g
日局オウレン 0.75g
日局キキョウ 0.75g
日局キジツ 0.75g
日局ケイガイ 0.75g
日局サイコ 0.75g
日局サンシシ 0.75g
日局ジオウ 0.75g
日局シャクヤク 0.75g
日局センキュウ 0.75g
日局トウキ 0.75g
日局ハッカ 0.75g
日局ビャクシ 0.75g
日局ボウフウ 0.75g
日局レンギョウ 0.75g
日局カンゾウ 0.5g

添加物として日局ステアリン酸マグネシウム、日局乳糖水和物を含有します。

 

注意すること

1. 次の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦または妊娠していると思われる人。
(3)胃腸が弱く下痢しやすい人。

2. 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

関係部位 症状
皮 膚 発疹・発赤、かゆみ
消 化 器 食欲不振、胃部不快感

 

まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

症状の名称 症状
間 質 性 肺 炎 階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。
肝 機 能 障 害 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
腸 間 膜 静 脈 硬 症 症 長期服用により、腹痛、下痢、便秘、腹部膨満等が繰り返しあらわれる。

3. 1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

4. 長期連用する場合には、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

 


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