釣藤散(ちょうとうさん)

概要

「釣藤散(チョウトウサン)」は、漢方の古典である『類証普済本事方』(ルイショウフサイホンジホウ)に記載されている漢方薬です。中年以降の高血圧の傾向にある人で、痛くてガマンできないほどではないけれど、なんとなくわずらわしいといった症状の慢性頭痛に効き目があります。耳なり、めまい、肩コリなどの症状を伴い、首の後ろから側頭部にかけて起きる頭痛に効果的です。

釣藤散には、釣藤鈎(チョウトウコウ)、陳皮(チンピ)、バクモンドウ・半夏(ハンゲ)、茯苓(ブクリョウ)、防風(ボウフウ)、菊花(キクカ)、人参(ニンジン)、石膏(セッコウ)、生姜(ショウキョウ)、甘草(カンゾウ)の生薬エキスが含まれています。

主成分の釣藤鈎(チョウトウコウ)には、脳血管を広げて循環をよくする作用があるといわれます。石膏(セッコウ)は、充血や炎症を抑え、のぼせをさます役割りをします。また、茯苓(ブクリョウ)や半夏(ハンゲ)は、水分循環をよくすることでめまいや耳鳴りの改善に役立ちます。そのほか、痛みを発散する防風(ボウフウ)や菊花(キクカ)、滋養・強壮作用のある人参(ニンジン)などが配合されています。

クラシエの釣藤散料エキス錠(赤が目印の箱)は、漢方薬の独特の香りや味が苦手な人にも服用しやすい、錠剤タイプの痛み止めです。

効果・効能

体力は中等度で、慢性に経過する頭痛、めまい、肩コリなどがあるものの次の諸症:
慢性頭痛、神経症、高血圧の傾向のあるもの

用法・用量

次の量を、1日3回、食前または食間に水か白湯で服用します。
成人(15歳以上)・・・1回に4錠
※15歳未満の子供には服用させないでください。

注意

次の場合は、直ちに服用を中止し、医師または薬剤師に相談します。

  • 皮膚・・・発疹・発赤、かゆみ
  • 消化器・・・食欲不振、胃部不快感

釣藤散(ちょうとうさん)」への4件のフィードバック

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