葛根湯(かっこんとう)

概要

葛根湯(カッコントウ)は、風邪などの感染症の初期症状、肩コリや頭痛といった炎症などに適応する漢方薬です。風邪のひきはじめで、発熱して体がゾクゾクし、寒気がとれないような症状に効果的です。

葛根湯には、主成分の葛根(カッコン)のほか、麻黄(マオウ)、大棗(タイソウ)、桂皮(ケイヒ)、芍薬(シャクヤク)、甘草(カンゾウ)、生姜(ショウキョウ)の7種類の生薬が配合されています。

葛根は文字どおり、葛(くず)という植物の根を乾燥させたもので、ダイゼインという成分を含み、発汗、解熱の発散作用をもっています。麻黄には交感神経刺激薬のエフェドリン類が含まれていて、西洋医学の気管支拡張薬と同じくらいの効能があり、せきや荒い呼吸を鎮める効果があります。また、生姜には体を温める効果、桂皮には発汗・発散作用があり、芍薬が痛みを抑えます。甘草は炎症やアレルギー症状を緩和する効果があり、大棗がこれらを調整する役目を果たしています。

葛根湯が効きやすいのは「実証」といわれるタイプの人です。普段から体力が一定程度あって、胃腸が丈夫。そして、汗が出ていない、出にくいことが挙げられます。こういった体質の人は、体の中にこもっている熱を生薬の力で発散させるとそれに対して免疫力や自然治癒力がしっかり働くので、効果が出やすいと考えられます。

クラシエの葛根湯エキス顆粒は、風邪のひきはじめで、熱が出て体がゾクゾクしたり、寒気がとれないような症状に効果があります。頭痛、首や肩から背中の筋肉のコリなどの改善にも良いです。

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効能・効果

体力中等度以上のものの次の諸症:
感冒の初期(汗をかいていないもの)、鼻かぜ、鼻炎、頭痛、肩コリ、筋肉痛、手や肩の痛み

用法・用量

次の量を1日3回、食前または食間に水か白湯で服用します。

  • 大人(15歳以上):1包
  • 15歳未満7歳以上:2/3包
  • 7歳未満4歳以上:1/2包
  • 4歳未満2歳以上:1/3包
  • 2歳未満:1/4包

※小児に服用させる場合は、保護者の指導のもとに服用させてください。