高血圧症

釣藤散(ちょうとうさん)や黄連解毒湯(おうれんげどくとう)で症状を改善する

高血圧には、本能性高血圧と、腎症や内分泌などに原因がある二次性高血圧に分類されます。

不摂生な生活習慣によって起こる原因は、本能性高血圧。高血圧は、糖尿病などと同じで、未病の段階や軽症だと自覚症状がほとんどなく気づくことができません。
頭痛、肩こり、めまい、耳鳴り、手足のしびれ、不眠といった自覚症状がでてきたときには、すでに悪くなっているケースも多くこのあたりも糖尿病と似ています。

高血圧症をほうっておくと、脳血管障害や心筋梗塞などの原因になるため、治療は早く開始したほうが予後がいいのも確認されています。

降圧剤を飲むほどではない場合には、釣藤散(ちょうとうさん)が有効

高血圧症の治療で最優先されるのは、適当な器官に確実に適切な血圧まで下げることです。とくに中等程度、重症の場合は、しっかりとさげる必要があり、それには西洋薬の降圧剤も併用します。
漢方の役割は、高血圧によって起こる症状をとり、ストレスを除くことです。
釣藤散(ちょうとうさん)は、早朝の頭痛、胃もたれ、のぼせ、耳鳴り、抑うつ傾向に用います。
降圧剤を飲むほどではない境界型に有効です。また、血圧のコントロールが困難で、頭痛などの症状がとれない場合にも有効です。
黄連解毒湯(おうれんげどくとう)は、赤ら顔でイライラやのぼせがあり、興奮してカッとなりやすい人向きです。
柴胡加龍骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)は、交感神経の過度の緊張による動悸、肩こり、不眠、便秘、ストレスのある人に効果大です。柴胡加龍骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)は、血圧が下がるだけでなく、自覚症状も改善。また冠動脈の動脈硬化を抑える効果もあります。

性別・年齢で使い分ける

更年期から血圧が上昇する女性には、加味逍遥散(かみしょうようさん)、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)で血流を改善します。
また、高血圧でフラフラして倒れそうなふわふわ感、めまい、血圧が高いにもかかわらず起立したときに下がる「起立性低血圧症」の人に用います。
真武湯(しんぶとう)は、高血圧の人は下げ、低血圧の人は上げるという作用があるのはすばらしいところです。

西洋薬の場合、降圧剤をやめてしまうとすぐに血圧は上昇しますが、漢方薬は中止しても正常な血圧を維持することができる場合が多いのも特徴です。ただし、西洋薬を使わなくてはいけない症状がでている場合には、西洋薬を使います。

生活習慣などで血圧を下げる方法はこちらが参考になります。
生活習慣などにも血圧を下げる効果が多数ありますので、少し心がけるだけでも効果は絶大です。

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