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麻子仁丸(ましにんがん)

商品概要

麻子仁丸(マシニンガン)は、お年寄りや体力がない人の便秘に用いられる漢方薬です。体の水分が不足傾向で乾燥した便、いわゆるコロコロ便などの便秘に適しています。小承気湯に麻子仁、杏仁、芍薬を加えた漢方薬で、これらの油性成分によって腸内の乾燥を潤し、便をやわらかくして、便通を滑らかにします。

ジェーピーエス製薬の麻子仁丸エキス錠は、漢方処方である「麻子仁丸」の生薬を抽出して、乾燥エキスにされた後、服用しやすい錠剤にされました。生薬独自の味が苦手な人にも飲みやすい、錠剤タイプのおくすりです。

効果・効能

便秘

成分

次の生薬のエキスを含有しています。
マシニン、シャクヤク、キジツ、コウボク、ダイオウ、キョウニン

用法・用量

次の量を、1日3回、食前または食間に服用します。
大人(15歳以上)・・・1回3錠
15歳未満7歳以上・・・1回2錠
7歳未満5歳以上・・・1回1錠
 ※5歳未満の小児には服用させないでください。

注意

次の場合は、直ちに服用を中止して、医師または薬剤師に相談してください。

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)

商品概要

防風通聖散(ボウフウツウショウサン)は、漢方の古典の「宣明論(せんめいろん)」に記載されている漢方薬です。肥満症で便秘がちな人によく用いられます。発汗・利尿・便通作用などにより「高血圧や肥満に伴う動悸・肩こり・のぼせ・むくみ」、「肥満体質」、「便秘」などを改善していきます。

ツムラの漢方製剤 防風通聖散BF は、「防風通聖散(ボウフウツウショウサン)」から抽出したエキスよりつくられた、にがくなくて服用しやすい顆粒タイプの便秘薬です。

効果・効能

体力があって、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちな人の次の諸症状
高血圧や肥満に伴う、

  • 動悸
  • 肩こり
  • のぼせ
  • むくみ
  • 便秘
  • 肥満症

用法・用量

次の量を、1日2回、食前に水またはお湯で服用します。
成人(15歳以上)・・・1回に1包(1.875g)
7歳以上15歳未満・・・2/3包
※7歳未満の小児には服用させないでください。

成分

次の生薬の乾燥エキスを含んでいます。
オウゴン、カンゾウ、キキョウ、セッコウ、ビャクジュツ、ダイオウ、ケイガイ、サンシシ、シャクヤク、センキュウ、トウキ、ハッカ、ボウフウ、マオウ、レンギョウ、ショウキョウ、カッセキ、ボウショウ

注意

次の場合は、直ちに服用を中止し、医師または薬剤師に相談しましょう。

  • 皮膚・・・発疹・発赤、かゆみ
  • 消化器・・・胃部不快感、はげしい腹痛を伴う下痢、腹痛

大柴胡湯(だいさいことう)

商品概要

『ツムラ漢方大柴胡湯エキス顆粒』は、がっしりとした体格で体力があり、便秘がちな人の胃炎、常習性便秘、高血圧に伴う肩こりや頭痛などの症状に用いられている薬です。大柴胡湯から抽出したエキスによりつくられた、顆粒タイプの漢方薬です。

サイコ、ハンゲ、オウゴン、シャクヤク、タイソウ、キジツ、ショウキョウ、ダイオウの乾燥エキス、また、添加物が含まれています。

用法・用量

次の量を1日2回、食前に水またはお湯で服用します。
成人(15歳以上) 1回1包 
7歳以上15歳未満  2/3包
4歳以上 7歳未満  1/2包
2歳以上 4歳未満  1/3包
※2歳未満の幼児には服用させないでください。また、小児に服用させる場合には、保護者の監督のもと服用させてください。

効能・効果

がっしりとした体格で比較的体力があり、便秘の傾向のあるものの次の諸症状:
胃炎、常習便秘、高血圧に伴う肩こり・頭痛・便秘・肩こり・肥胖症

使用上の注意

してはいけないこと

(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります)

  • 本剤を服用している間は、次の医薬品を服用しないでください。他の瀉下薬(下剤)。
  • 授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳をさけてください。

相談すること

  • 次の人は服用前に医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の治療を受けている人
  • 妊婦または妊娠していると思われる人
  • 体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)
  • 胃腸が弱く下痢しやすい人
  • 今までに薬により発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人

便秘・下痢

証に合う便秘薬を選べるのが漢方薬

便秘は放っておくと肌荒れ以外にも大腸ガンのリスクも増大。便には発ガン物質などが含まれていて、便秘をすると、それらの物質が大腸に長時間停滞するためです。

便秘症の人は、野菜、海藻などから食物繊維を豊富に摂取し、適度な運動で腸のぜん動運動を促進させます。便意をもよおしたら我慢せずにトイレに行くことも大切です。

便秘薬は、お腹が痛くなるものもあるので嫌う人もいるかもしれませんが、体質に合った漢方薬であれば、不快感は感じないのが普通です。特に便秘が長く続いている人は、排便の習慣を取り戻すためにも便秘以外に気になる症状がない場合の第一選択は、大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)です。この薬は、体力が普通レベルの人に向いています。

体力がなく、おなかが冷えたり、痛くなりやすい人には、桂枝加芍薬大黄湯(けいしかしゃくやくだいおうとう)が効果的です。

うさぎのふんのようにコロコロとした便が出る人には、麻子仁丸(ましにんがん) か潤腸湯(じゅんちょうとう)が有効です。
潤腸湯(煎じ漢方薬) 30日分(じゅんちょうとう)は、こちら

うさぎのようなコロコロうんちが続く人は、「水」の流れが乱れている可能性が大です。水の流れが原因で脱水気味になると、便からも水分が失われ、かたくなってしまうのです。これは女性に多い症状で、現代医学では、けいれん性便秘と呼ばれます。

麻子仁丸(ましにんがん) と潤腸湯(じゅんちょうとう)は、潤いを与える作用をもつ漢方薬でもあります。ところが、虚弱な人や胃腸の弱い人が飲むと、腹痛や下痢を起こすことがあります。その場合には、服用量を減らして対処します。

女性の場合は淤血(おけつ)がキーワードになることも

便秘以外にも何らかの気になる症状がある場合は、それを参考に処方を決定します。

体力がある人で、肩こり、イライラ、上腹部が張って苦しいなどの症状がある場合は、大柴胡湯(だいさいことう)が有効です。
ただし、下剤成分を含む処方になるので、胃腸の弱い人は注意します。

体力が普通程度で、イライラや不眠がある人は、精神を安定させる作用をもつ、柴胡加龍骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)を使います。この処方は、製薬メーカーによって大黄を含むものと含まないものがあるので、購入時に確かめましょう。

生理不順や月経困難症がある人、唇や歯肉、舌などが紫色になったり、クマやアザができやすい人は、淤血(おけつ)の可能性が大きいでしょう。
駆淤血剤(くおけつざい)と呼ばれる薬で淤血(おけつ)を改善すると、同時に便もスムーズに排出されるようになります。

胃腸が弱い人の下痢の場合

下痢を起こしやすいのは、体力がなくて胃腸も弱く、冷えやすい体質の人です。
このタイプには、人参湯(にんじんとう)という、にんじんをベースにした漢方が適しています。疲れ冷えがある人には、六君子湯(りっくんしとう)。少し食べ過ぎただけで下痢をしてしまう人は、真武湯(しんぶとう)を。

下痢そのものは、体内に入った悪い菌などを排出する防御機能なので、むやみに薬で止めてしまうべきではありませんが、必要なときには使いましょう。

子供の場合

便秘や下痢を繰り返してしまう多くの子供は虚弱体質で腸の働きが弱い、神経質などの特徴があります。これらには、小建中湯(しょうけんちゅうとう)が効果的です。幼児から中学生程度まで広く使うことができます。

子供の場合、胃腸や精神面とともに他の症状も同時に改善されることが多いので、体質改善を兼ねて飲んでみるのもよいでしょう。