自宅のパソコンを外から遠隔操作
非常に便利な遠隔操作ですが、それゆえに実際の操作は、手間がかかります。最高レベルの管理者権限やパスワードの入力が必須です。
また、電源オフになっているパソコンを遠隔操作でオンにすることは不可能なので、あらかじめスタンバイにしておくことが条件となります。
会社のパソコンから自宅のパソコンにアクセスしたり、逆に自宅のパソコンから会社のパソコンにアクセスして仕事の続きを行う。といった使い方も可能です。
Windows標準の「リモートデスクトップ接続」では、管理者権限を使用することで、自由にコントロールが可能となります。遠隔操作でできることと、できないことは次のとおりです。
- ファイルのコピー…文書や映像、音楽ファイルなどのコピーはもちろん、削除も可能
- データの閲覧…ブラウジングやディレクトリの参照、連絡先の表示まで行える
- 電源の管理…あらかじめオンになっている電源をシャットダウンして終了することができる。オンはできない。
- ソフトの起動…インストールしてあるソフトを起動して使用。管理者権限があればインストールも可能。
Windows標準のリモートデスクトップを使用
Windowsには、デフォルトで用意されているリモートデスクトップ機能があります。これは、管理者権限とパスワードがあれば、誰でも簡単に遠隔操作のホストになることが可能です。コントロールの利用性に上位や下位のOS規制はなく、幅広い用途が見込めます。
- ホストする側のパソコンで「スタート」メニューから「リモートデスクトップ接続」をクリック。
- ホストされる側のパソコンのIPアドレス、ユーザー名を入力し、「接続」をクリック。
- Windowsログオン画面が表示されたらユーザー名、パスワードを入力し「OK」をクリック。
- 成功するとデスクトップ画面が表示される。
スマホからパソコンを遠隔操作
TeamViewerは、Windowsはもちろん、MacやLinux、さらには、AndroidやiPhone、iPadなどを相互にコントロール下に置くことが可能になります。
ホストされるパソコンやデバイスの名称とパスワードを設定、さらにユーザー名とメールアドレス、パスワードを入力してアカウントを作成します。
インストール終了後、ソフトを起動し、表示されるIDとパスワードをホストする側で入力して「パートナーに接続」をクリックします。
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