MSI Bravo 17 A4DDR-010JP レビュー デメリット コスパのいいゲーミング専用PC

03/15/2023

MSI Bravo 17 レビュー

MSI Bravo 17 A4DDR-010JP レビュー 主な特徴 メリット デメリット スペック 仕様 性能 実機レビュー おすすめユーザー よくある質問などをまとめた完全ガイド。エムエスアイは、ゲーミング専用ノートパソコン Bravo シリーズから17.3 型モデル bravo 17 a4ddr 010jp を 2020 年 6 月に発売。ボディーカラーは、ブラック。

MSI Bravo 17 A4DDR-010JP レビュー

MSI Bravo 17は、AMD製CPUとGPUを搭載した、コストパフォーマンスに優れた17.3インチのオールAMDゲーミングノートPCだ。派手なイルミネーションを抑えた、重厚感のあるデザインが特徴となっている。

主な特徴

  • 大画面17.3インチディスプレイ:大迫力の画面でゲームや作業が可能だ。リフレッシュレートは120Hzに対応し、滑らかな描画を実現している。
  • オールAMD構成:CPUにAMD Ryzen 7 4800H(モデルによる)、GPUにAMD Radeon RX 5500Mを搭載し、高い処理能力とグラフィック性能を提供する。
  • 重厚感のあるデザイン:ゲーミングPCとしては比較的派手さがなく、一見すると普通のノートPCのような外観だ。
  • 冷却性能:MSIの強みである高い冷却性能を備え、ゲーム中でも安定したパフォーマンスを維持する。

AMD Ryzen 4000 シリーズモバイル・プロセッサーと AMD Radeon RX 5000 シリーズ・グラフィックスを搭載したゲーミングモデル。数多くの PC ゲームをフル HD 解像度で快適に楽しめる。 Bravo シリーズは薄型・軽量デザインの本体に AMD 製 CPU GPU を搭載して圧倒的な処理性能と AMD ならではの高コスパを実現し、AMD ファンだけでなく高コスパのゲーミングノート PC を求めるゲーマーや高い処理性能と携帯性を備えたノート PC。

Bravo 17 は、CPUに 8 コア 16 スレッド対応 Ryzen 7 4800H を採用。Ryzen 7 4800Hは,定格クロックこそ 2.9 GHz と抑え気味だが、ブースト時の最大動作クロックは 4.2 GHz とデスクトップPC向け CPU である Ryzen 7 3700X ( 8 コア 16 スレッド 定格クロック 3.6 GHz 最大クロック 4.4GHz)に迫るスペック。さらに、TDP(Thermal Design Power,熱設計消費電力)は45Wと控えめである。過剰スペックによる消費電力を抑えているのも最近のCPUと言えるスペック。

実機レビュー(使用感)

デザインと筐体

筐体は樹脂製だが、パームレストにはアルミ素材が使われており、触感は良好だ。派手なRGBライティングは控えめで、落ち着いた外観なので、オフィスやリビングに置いても浮かないデザインだと言える。

ディスプレイ

17.3インチという大画面は、ゲームはもちろん、Webブラウザを2画面並べるなどのマルチタスク作業で非常に快適だ。リフレッシュレート120Hzに対応しており、ゲーム中の動きは非常に滑らかだ。ただし、液晶の色域は狭い傾向があるため、写真や動画のプロフェッショナルな色調整作業にはあまり向かないだろう。

性能と発熱・騒音

  • ゲーム性能:搭載されているRyzen 7 4800HとRadeon RX 5500Mの組み合わせは、フルHD解像度であれば十分な性能を発揮する。『VALORANT』などの競技性の高いゲームでは、設定次第で200fps以上を安定して出すことが可能だ。
  • 冷却:ゲームを連続でプレイしても、MSIの冷却システム(Cooler Boost)が効果的に働き、キーボード面やパームレストが極端に熱くなることはない。しかし、その分、負荷がかかった際のファンの音はそれなりに大きい。高性能モード(Turboモードなど)に設定すると、静かな環境ではかなり気になるレベルである。

キーボードと入力デバイス

キーボードはテンキー付きのフルサイズ仕様だ。十分なキーピッチとキーストロークがあり、タイピングしやすい。キーボードバックライトは赤色単色のみで、派手な演出はない。タッチパッドは一般的なサイズと精度で、普段使いには問題ないが、ゲームではマウスの使用が推奨される。

携帯性

17.3インチというサイズと、実測で2.3kgを超える重量は、頻繁な持ち運びには全く適していない。基本的に据え置き型として使うべきモデルだ。ACアダプターもそれなりに大きい。

メリット

  • 高いコストパフォーマンス:AMD構成により、高い性能を比較的安価に手に入れられる。
  • 快適なゲームプレイ:多くのゲームでフルHD・高フレームレートでのプレイが可能である。
  • 大画面での作業性:17.3インチの大画面は、マルチタスクや動画視聴を快適にする。

デメリット

  • 大型で重い:携帯性に乏しく、持ち運びには不便である。
  • 液晶の色域が狭い:クリエイティブ作業での厳密な色調整には向かない。
  • 高負荷時のファン騒音:ゲームプレイ中はファンの音が大きくなる傾向がある。

スペック・仕様・性能(Bravo-17-A4DDR-010JPモデル例)

  • ディスプレイ:17.3インチ / ノングレア / フルHD (1,920×1,080) / 120Hz
  • CPU:AMD Ryzen 7 4800H (2.9GHz)
  • GPU:AMD Radeon RX 5500M 4GB GDDR6
  • メモリ:16GB
  • ストレージ:256GB SSD (M.2 NVMe) + 1TB HDD
  • 重量:約2.338kg (実測)

おすすめユーザー

  • コストを抑えて大画面ゲーミングPCが欲しいユーザー
  • 主に自宅や定位置でPCを使用し、持ち運びをしないユーザー
  • プロレベルの色調整が不要な、一般的なクリエイティブ作業を行うユーザー

よくある質問

  • Q. 持ち運びはできるか?
    • A. 可能だが、重量が2.3kgを超え、本体サイズも大きいため、頻繁な持ち運びには不向きである。
  • Q. クリエイティブな作業に使えるか?
    • A. 処理性能は高いので動画編集などは比較的快適だが、液晶の色域が狭いため、プロレベルの厳密な色調整が必要な画像・動画編集には向かない。
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MSI Bravo 17 A4DDR-010JP [17.3]

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