なめこのぬるぬる成分で血糖値が下がり、気になっていた腰痛も改善

なめこの血液さらさら成分に驚き!

栄養士のお墨付きももらった

私とナメコの関係は、もう20〇年になります。以前は、サラリーマンで会社勤めをしていたのですが、思うところあって脱サラし、ナメコを生産する会社を興したのです。

ナメコを作っていると、やはり、愛着がわくもので、自分でも積極的に食べるようになるものです。自然と、1週間に2~3回の頻度で、ナメコが食卓にのるようになりました。

実は、私は以前、血糖値が高く、医師からも「注意が必要」といわれていました。ほうっておけば糖尿病になるのは確実でした。ひとたび、糖尿病になってしまうと、なかなか治らないと聞きます。私は不安に駆られ、食事を節制するようにしましたが、逆にナメコだけは、いつもより多めに食べるようにしたのです。同時に、病院からの血糖降下剤も服用していました。

そして3ヶ月後、血糖値は下がっていたのです。ナメコの作用によるものなのか、薬が効いたのか、あるいは両方の相乗作用によるものか、はわかりませんが、ほっと一安心しました。

その後、薬を飲まなくなった時期がありましたが、血糖値は安定したままでした。医師によると、薬をやめると、普通、血糖値は再び上昇するものなのだそうです。いわゆるリバウンドです。

私は、薬を飲むのをやめた後も、ナメコだけは毎日食べ続けていましたから、血糖値が下がったのは、ナメコの作用によるもの、と考えてよいのではないでしょうか。

これによって自信を待った私は、現在まで、毎日ナメコを食べ続けているのです。糖尿病の治療では、運動と食事の指導がセットになっています。

ある栄養士さんから、「キノコ類は栄養的にも優れた食品。せっかくナメコを作っているんだから、いっぱい食べるべきよ」といわれたのです。これはまさに、お墨付きをもらったようなものです。私の自信が、確信に変わった時でした。

以来、私の「ナメコ療法」は続き、2年後の検査でも「異常なし」と診断され、長期的な血糖値の安定状態が続いているのです。

透明感のないナメコがポイント

それにもう1つ、私がナメコの機能性を実感するのが、腰痛への効果です。

私は、20年以上も前から、腰痛に苦しめられてきました。ところが、ナメコ作りを始め、ナメコを日常的に食べるようになってからは、腰痛がピタツと消えたのです。

ナメコと腰痛に、どんな関係があるのかはわかりませんが、時期的にも重なるところを見ても、ナメコのおかげ、と考えてよいのではないかと思います。

私は、ナメコ以外に、特にこれといった健康法をしているわけではありません。お酒も普通に飲んでいます。

私だけでなく、いっしょにナメコを作っている従業員も健康だというのは、やはりナメコが、なんらかの効果をもたらしているのではないでしょうか。我が家のナメコ料理は多彩です。みそ汁はもちろんですが、それ以外にも、料理法はたくさんあります。

私のお勧めはナメコ妙めです。これは、比較的大きなナメコの茎の部分を、ワカメやメンマと妙め、塩、コショウで味付けをするものです。もちろん、普通のナメコをそのまま使ってもかまいません。シコシコとしていて歯ごたえがよく、お酒のつまみに、最適な一品料理となります。

それ以外にも、ナメコはいろいろな料理に応用できるのですが、妙めものにナメコを使うときの、ちょっとしたコツを教えます。それは、少し乾燥させてから妙める、ということです。

スーパーなどで売られているナメコは、ビニールの袋に入っています。袋から、そのままフライパンに移すのではなく、一度、皿にあけて水分を飛ばしておくのです。そうすると、ナメコ特有のぬめりが気にならず、歯ごたえが増します。これはぜひ試してみてください。

それから、ナメコを選ぶときには、透き通った感じのするものは避けて、不透明なタイプを選ぶといいでしょう。新鮮なナメコは、透明感がないものなのです。つい、透明なほうを選んでしまいがちですが、おいしいナメコ料理に役立ててほしいものです。

血糖値上昇抑制効果

糖尿病にナメコが有効、という研究報告は、まだありませんが、シイタケ、マイタケなどのキノコの多糖類には、血糖値の急激な上昇を抑制する効果が認められています。そのことから、ナメコにも同様の効果がある、と考えても決しておかしくはありません。おいしく、健康にもよい食材なので、ナメコを取り入れた食生活を、さらに続けてください。

なめこにはコンドロイチンも豊富に含まれます。

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