レモンバーム

レモンバームについて

レモンバームの育て方、増やし方、活用術

メランコリーを追い払うハープとして知られていますが、記憶力や長寿のためにも有効です。ミツバチを集めるので、ビーバームの名もあります。

育て方

ミント類と同様の環境で育てることができます。ひなたよりもやや日陰のほうが明るい緑色の葉が美しい。パサパサに乾いた土壌を好むラベンダーやローズマリー、タイムなどと異なり、湿った所でよく育ちます。

ただし、水をやり過ぎると、せっかくのレモンの香りが薄くなり、青くさく、水っぽくなってしまうので注意が必要です。

病害虫にも強く、丈夫で、耐寒性もあります。土壌はあまり選ばないが、葉を利用するハーブなので、肥沃なほうが収穫量が多くなります。

増やし方

一株、あるいは一枝あれば、タネまきより、挿し木や株分けでふやすのが容易。真夏と真冬を除けば、ほとんど一年じゅうできる。茎を10cmほどにカットし、下半分をおとして水に挿し、発根後、移植する。

収穫と保存方法

生薬は必要に応じていつでもつんで利用できるが、姿をととのえ、葉が豊にこんもり茂るように心がける。保存用には、開花直前の葉菓を茎ごと根元からカットし、陰干しして葉のみを保存する。ブランデー・ハチミツなどに浸出させるのもよい。

活用術

新鮮な葉は細かくちぎってサラダやマリネに。また、魚肉料理の仕上げ前にふりかけます。ミントとのブレンドティーは美味。タラゴンと一緒にビネガーに浸すと便利な調味酢になります。虫さされには生薬をすりつけるとよいです。

ハーブティー

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