ハーティーラダー マウス操作だけで文字入力メール送信
ハーティーラダー は、バーチャルキーボードを使えば、キー入力の困難なユーザーでも長い文書を作成できるようになるツール。
マウスの左または右のクリック操作のみでメール送受信やWebページ閲覧などを行えるソフト。キータイピングができないユーザーや、マウスを動かせないユーザーにも文書作成やメールの送受信、Webページの閲覧、任意部分のクリックやドラッグができるよう設計されているのが特長。起動すると、かなや記号が五十音表のように並べられた一覧表や、メール機能やWebブラウザー機能などを呼び出すためのボタンが並べられた一覧表が表示される。たとえば、一覧表の上を自動的に移動する大きなカーソル枠が表示されるので、自分が押したいボタンが枠に含まれたときにクリックすることで徐々に枠の大きさを小さくしていき、押したいボタンを絞り込むことができる“ブリンクモード”、縦の列と横の列を選んで文字を入力していく“スキャンモード with ワントラップ”、一覧表からマウスクリックで文字を入力していく“マウス指定モード”など、複数の入力モードが用意されている。さらに、作者が作成した辞書による漢字変換のほか、MS-IMEやATOKによる連文節変換も利用できる。なお、インストールは、標準で指定されているフォルダ(C:\HeartyLadder)にする必要がある。
マウスやジョイスティックだけで文書を制作可能
様々な事情によりキーボードでの入力が困難なユーザーは、画面上に文字入力用のキーボードを表示するがおすすめ。マウスでのクリックやジョイスティックによるボタン操作で、長文の入力やメールの送信が可能になる。
まずは画面上部の入力欄を選択。続いて画面下の文字ボードをクリックし、文章を入力しよう。
予約変換や文書の保存、メールソフトでの送信用のボタンも並ぶ。
また、文書ファイルの管理もでき、ファイルの読み込みや削除の操作も。クリックしやすいメニューから可能。
メールの簡単設定
YahooやGmail plala niftyなどのメールの設定は簡単にできるようになっています。
YahooやGmail plala niftyなどのメールの設定は簡単にできるようになっています。
手順は次の通りです。
①差し出し人の名前とメールアドレスを入れる
②以下わかる範囲で設定を押す。
すると入力が必要なところが赤くなるので、そこを入力する
あとは、サーバーに残すかどうかの設定をしておいて下さい。
サーバーにメールを残す場合
GmailやYahoo Mailなどを使うとき、サーバーに残してwebでもメールを読みたい場合があります。
通常はHeartyLadderでメールを読んだらサーバから削除するのがいいのですが・・・。
残したいときは、次の設定をしてください。
通常は受信サーバにあるメール全部を受信します。削除したものも再び受信されることになります。
でも、「削除するまでの日数」を「999」にすると既にあるメールの一番新しいものが再び受信されたら受信処理を終わりそれ以降は受信されません。
オプションパネルを消して戻したいとき
オプションパネルを消して戻したいときパネルをカスタマイズしたものをオプションパネルといいます。
ここのサイトでもいくつか、公開していますが、それらをインストールして、自分に合わないなどで.戻したい時の方法をご紹介します。
オプションパネルがハーティーラダーのデータフォルダ(通常はマイドキュメントの中のHeartyLadder)の中の「パネルデータ」というフォルダに入ります。このフォルダをそっくり消せばOKです。但し、その前に入っていたものも消えますので、必要があれば前に入れたものはもう一度入れて下さい。特に、機器操作パネルをお使いの場合はオプションパネルを追加する前にこのフォルダをバックアップしておいた方がいいです。
Gmailなどを簡単に設定できるようになった障害者支援ソフト「HeartyLadder」v10.201
環境設定ダイアログの[メール]タブ
マウスを動かせないユーザーにも文書作成やメールの送受信、Webページの閲覧、任意部分のクリック・ドラッグができるようにする障害者向けPC操作支援ソフト「HeartyLadder」の最新版v10.201が、24日に公開された。最新版の主な変更点は、GmailやHotmailといったWebメールの送受信設定を簡単に行えるようになったこと。
具体的には、環境設定ダイアログの[メール]タブにあるメールアドレス入力欄へGmailやHotmailなどのアドレスを入力し、[以下わかる範囲で自動設定]ボタンを押すとメールサーバーやポートの設定が自動で行われる。たとえば、Gmailならパスワード以外の全設定項目が入力済みになる。
また、文字を入力する際に連続で文字を選択することで、濁点のついた文字や“っ”“ぁ”といった小書き文字を入力する機能が追加された。この機能を使えば、文字選択パネルに表示する文字を少なくすることが可能になり、効率よく文字を入力できるようになる。
連続選択による濁点や小書き文字の入力機能を利用するには、環境設定ダイアログの[モード切替]タブにある“連続押下で濁点小文字”チェックボックスをONにすればよい。また、同じ[モード切替]タブにある“少ない文字のパネル”チェックボックスをONにすれば、濁点のついた文字や小書き文字を省いた文字入力パネルを利用可能。