1日15分歩くことが糖尿病を改善するためには効果的

糖質制限食は、糖尿病の人にとっては効果が期待できる食事療法ですが、さらにウォーキングを組み合わせることでさらに合併症を予防します。

糖質制限食と組み合わせて食後のすぐ歩きを実行する

糖尿病の本当の怖さは、神経障嘗や網膜症、腎症といった合併症です。合併症が発生してしまえば、血糖コントロールだけでは病状が改善されないので、治療は非常に困難になります。制限も多くなりますし、一生懸命取り組んでもなかなか効果があらわれません。

そこで、糖尿病に対する危機意識が比較的薄いステージ1やステージ2の糖尿病の患者さんに忠告です。現在の高血糖状態は必ず数年先の合併症の発生や悪化に影響を及ぼすということです。反対にいえば、合併症を防ぐためには、日ごろからの徹底した血糖コントロールが絶対に欠かせません。

これまでに、多くの患者さんが血糖コントロールに手こずってきたのは、食事のたびに好き勝手に上昇してしまう血糖値に振り回されていたためです。しかし、血糖値を上げる主犯は糖質なので、糖質制限食をしっかり実行すれば血糖値の上昇は意外にも簡単に抑えることができます。

さらに、運動も毎日の習慣にして行えば、血糖の消費が促されるので、血糖コントロールがさらに容易になり、糖尿病の改善が望めます。

血糖値が200mg/dlを超えれば合併症を引き起こす

とはい、え、食事で糖質を全くとらないということは、まず不可能です。料理をするさいの調味料にも糖質は入っているほか、中には、ご飯を食べられなければ人生が味けないという人もいるでしょう。

しかし、糖尿病の人はわずかに糖質をとつただけでも血糖値が急上昇してしまいます。ケーキをたくさん食べても正常な人であれば、食後血糖値が140mg/dlを超えることはりませんが、糖尿病の人では1時間後には軽く200mg/dlを超えてしまいます。この200mg/dlを超えた血糖値が合併症の進行に直結してしまうのです。

こうしたときに血糖値を下げるには、やはり運動が最も有効です。特に、血糖値の上昇が始㍊まる食後すぐのタイミングで運動するのがおすすめです。食事の内容によって差はありますが、糖質をとると、その直後から血糖値が上がりだし、一時間後に最も高くなります。ですから、食後すぐに運動をして、血糖値が上がる出はなをくじくのが肝心です。

食べた直後の血糖値を測定器で測定し、食事の種類によって微妙に異なる血糖値の上がり方を確認しなければいけません。そして、血糖値が最も上昇するタイミングで運動を行って、上手に血糖コントロールします。

食後に手軽に行える運動
  1. ウォーキング
  2. 速足で15~20分ほど行うといい

  3. 階段昇降
  4. 段差や階段を利用して10分ほど行う

  5. 足踏み
  6. なるべく太ももを高く上げて20分行う

  7. ぞうきんがけ
  8. ぞうきんがけや窓ふきを20~30分行う

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