セキュリティソフトはどうやって選べばいいのか?( 主要 5 ソフトを検証 )
セキュリティソフトはどうやって選べばいいのか?( 主要 5 ソフトを検証 ) PC を使う目的の大半は、ネットとメールという人がほとんどになる。これは、職場でもその比率はほぼ変わらないのかもしれない。もちろんオフィス製品で作業をしている時間が長い人もいる。
インターネットを楽しむためには、必須のセキュリティソフトだが、実際にマルウェアからの脅威から守られているのかどうかは、使用しているユーザーにはわかりにくい。アイコンが表示されている程度が一般的。
毎年、更新するセキュリティソフトに対して最近は、広告が表示されるが無料で使えるツールなども多数でている。
果たしてそれらの実力はいかほどなのか?
国内で販売しているセキュリティソフト5種類を徹底比較してみたい。
セキュリティソフトを徹底比較
- マカフィー インターネットセキュリティ
- 〔マカフィー〕
ウィルス・スパイウェア対策、ファイヤーウォール、迷惑メール対策など総合セキュリティソフト - カペルスキー
- 〔ジャストシステム〕
危険度の高いウェブサイトを遮断するドメインフィルターやフィッシングサイトからブロックするセーフサーブなど。 - G Data インターネットセキュリティ
- ドイツで開発された総合セキュリティソフト。2つの異なるスキャン方法を独自の技術を使っている。
- Norton Internet Security
- 〔ノートン〕
メールやチャット、ウェブからのネット犯罪を防ぐ総合セキュリティソフト。オンラインでの個人情報などを保護する。 - ウィルスバスター
- 〔トレンドマイクロ〕
ウェブからの脅威を見地するための情報のおよそ8割をクラウドに移行し、快適な操作性を実現している。
(2015年5月現在)
最近のネットの被害といえば、個人情報を盗まれたり、勝手にPCを遠隔操作されてしまったりととにかく猛威をふるっている。以前のウィルスだったら感染したPCが異常をきたす程度ですんだが、最近のウィルスはそう簡単ではないのがやっかい。
個人情報を盗む、さらに遠隔操作されてしまうようなウィルスを一般に「マルウェア」というが、こうした脅威が最近の主流となっている。
迷惑メールをふフィルタリングすることもセキュリティソフトの大事な役割ではあるが、ウィルス駆除だけでなくインターネット上に存在するすべての脅威からPCを守ることが重要。
PC内のウィルスを見つけだす以外にも
アンチウィルスとは言っても、解凍前のzipファイルやUSBメモリに入ったモノまでを検出できるソフトは少ない。(以下の一覧表で確認)
ノートン | ウィルスバスター | カスベルスキー | Gデータ | |
USBメモリのウィルス | 検出 | 検出 | 検出 | 検出 |
圧縮していない検体 | 検出 | 検出 | 検出 | 検出 |
拡張子をjpgに偽装 | 検出しない | 検出しない | 検出しない | 検出 |
jpg偽装した検体を圧縮 | 検出しない | 検出しない | 検出しない | 検出 |
プロバイダーの月額支払いのセキュリティは大丈夫?
プロバイダーに支払う方法で対策する場合、インストールなどの手間がなく非常に楽ではあるが、メールを受信する際のウィルス対策や、ネット閲覧によるウィルス対策は万全であるが、USBメモリなどからのウィルスは駆除できない。当然、zipファイルなども同様。
しかし、そういったウィルスに感染する可能性が全くないという環境であれば、プロバイダーのサービスも魅力的である。
大手プロバイダーのセキュリティ対策だと月額210~420円程度となっている。
フリーのメルアドなどを活用している場合には、ウィルス対策にはならないので十分に注意したい!
ウィルス駆除ソフトウェアについてもう少し詳しく!
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