92歳の祖父母の高血圧を下げてくれたなめこのぬるぬる成分
なめこの血液さらさら成分は、老人の高血圧も下げる
気づいたら正常値にまで下がっていた
私は、昭和40年代の今から40年も前から、ナメコの栽培を始めたのですが、ナメコを作っている以上、ナメコを食べる回数は、当然多くなります。
週3～4回のペースで、ナメコが食卓にのるといった食生活です。ナメコに限らず、キノコということになれば、ほぼ毎日、何かしらの形で食べるようにしています。
そのせいか私も私の家族も骨健康です。中でも、私の両親は、ナメコのおかげで高血圧を克服できました。
両親ともに血圧が高かったのですが、何しろ、30年以上も前のことなので、詳しい数億は覚えていません。しかし、放置すれば、心筋梗塞などの病気にかかるおそれがある、と病院で指摘されていました。
そこで、商売道具でもある、ナメコを両親に勧めたのです。当時、私はナメコの栽培を始めたばかりで、キノコは健康にいいといゝつことは、なんとなくはわかっていましたが、今ほど機能性がはっきりしていたわけでもありませんでした。
そもそも本人たちにとっても、病院で「高血圧です」といわれたところで、自覚症状があるわけではありません。いかにも治療、という取り組みよりも、日常の食生活で治していくほうが結果的によかったのでしょう。昔の人間はどうしても薬を嫌いますし。
病院で処方してもらった薬はは服用していましたが、それと並行して、ナメコを積極的に食べるようにしていました。
そんな食生活を始めて3、4ヶ月が過ぎたころでしょうか。検査で病院に行った両親は、そろって血圧が正常範囲内に下がっていたのです。ほんとうに「気がついたら下がっていた」という感じです。
正常値に戻った以上、もう降圧剤を飲む必要はありません。以来、両親ともに、ナメコを食べ続け、父92歳、母九90歳になる現在も、血圧は安定しています。ということは、やはり血圧を下げたのはナメコのおかげだったということなのでしょう。
ちなみに両親は、今も、毎日仕事を手伝ってもらうほど元気で、高血圧だったことなど、すっかり忘れたかのような生活ぶりを見せています。
便秘とも無縁の体質になった
もちろん、私も、健康には自信があります。両親といっしょにナメコを食べ続けたおかげで、血圧は常に正常値。
ナメコは食物繊維の宝庫ですから、便秘もないし、健康そのものです。酒とタバコは人並みにやりますが、年1回の検診では、ガンもないことがはっきりしています。
しかし、毎日食べるとなると、さすがに、料理のしかたも考えなければなりません。
ナメコ料理といえば、みそ汁に人れたり、ダイコンおろしと和えたり、夏場は冷ややっこにのせて食べたり、といったところではないでしょうか。
ちょっと変わったメニューだとお勧めは、ナメコの炊き込みご飯です。濃いめに味つけをして、ご飯に炊き込むと、ヌルヌル感が消えて、おいしく食べることができます。
といっても、ナメコの栄養素の大半は、あの、ヌルヌルに含まれているようです。ヌルヌルがなくなっては意味がないのではないか、と考える人もいるでしょう。でも、ヌルヌルの栄養は、ご飯にしっかり溶け込んでいて、栄養面では全く影響はないようなので、安心してください。
それから、意外においしいのがナメコスパゲティです。夏場はキュウリの三杯酢に合わせると、色どりがよく、食欲もわいてきます。
茶わん蒸しもお勧めです。冬は体が温まりますし、夏は冷やしてもおいしいので、子供でも、無理なくナメコを食べることができるのです。
なめこが血圧を下げる作用について
ナメコを食べて血圧が下がったということですが、ナメコにガンマは、γ-アミノ酪酸という、血圧を下げる作用のある成分が含まれているのも一因です。
ナメコを効果的に食生活に取り入れて、血圧の管理・安定に努めていただきたいと思います。
私も試ナメコの炊き込みご飯や、ナメコスパゲティは、健康にもいいし、何よりとってもおいしそうです。
