ファイル共有

ファイルやデータをクラウドに置けば複数のパソコンからアクセスできる

複数のPCを所有している場合、デスクトップパソコンで作成した書類をモバイルでも開きたい場合など、複数のパソコンで同じファイルを利用する方法としてまず考えられるのは、Windowsの「ファイル共有」を利用するやり方。 ただし、これは、ファイルをやり取りするパソコンが「会社」や「自宅」といつた、同じネットワーク(LAN) の中になければ不可能です。つまり、外出先で自宅にあるパソコンとファイルを共有しょうと思っても、インターネット経由では不可能です。 そこで考えられるのが、クラウド上にアップロードしたファイルをインターネット経由でダウンロードできる「オンラインストレージ」を使う方法です。しかし、残念ながらこれも万能ではありません。ファイルのアップロードを忘れると、やはり外出先でファイルを参照できないからです。

Windows Live Essentialsをダウンロード

  1. Windows Live Essentialsにアクセスし「いますぐダウンロード」をクリック。
  2. 複数のプログラムが含まれる。ここでは [インストールする製品の選択] をクリック。
  3. ソフトウエアの一覧が表示されるので[Windows Live Mesh] にチェックを入て[インストール] をクリックする。
  4. 同期するフォルダ設定する[Windows Live]→[Windows Live Mesh]をクリック。ログイン画面が表示されるので○IDとパスワードを入力して [サインイン] をクリック。ライブID を持っていなければ[新規登録]をクリックする。
  5. 定画面が表示される。[フォルダの同期] をクリックする。
  6. ダイアログが表示されるので、同期したいフォルダを選択してから[同期] をクリック。
  7. 同期先のパソコンと[Sky Driiv e同期ストレージ] にチェックを入れて○[OK] をクリックすると、フォルダが「同期済み」になる。
  8. [Windows Live Mesh]を起動して [W indows Live D evices] にアクセス] をクリック。
  9. ブブラウザーが起動するので、一覧から [Sky Driv e同期ストレージ] をクリックする。
  10. 同期しているフォルダの一覧が表示される。 アップロードしたファイルが保存されているフォルダをクリック。
  11. SkyDrive 同期ストレージにアップロードされたファイルが表示される。パソコン内のファイルと同一であることが確認できる。

重要なデータであればバックアップ用途にも

「Windows Live Mesh」は、マイクロソフトが提供するオンラインサービスで、メールアドレスを登録するだけの「ライブID」を取得すれば、誰でも無料で利用可能です。 また、同じく無料で公開されている専用のソフトをインストールすれば、自動的にファイルの同期が行われる他、5GBまでという制限はあるものの、クラウドにあるサーバーとも同期できます。 「Windows Live Mesh」を利用するまでの流れとしては、まず初めにファイルを同期したいすべてのパソコンに「Windows Live Essentials」をインストールしま。その後、各パソコンで「Windows Live Mesh」を起動し、ライブIDを入力してログインしておきます。次に、どれか1 台のパソコンで同期作業を行います。同期するフォルダーを選択すると、続けて同期先のパソコンを選択する画面が表示されるので、事前にライブIDでログインしておいた他のパソコンを選択しましょう。こスカイドライブのとき「SkyDrive同期ストレージ」を選択すると、クラウド上のサーバーである「スカイドライブ」にもファイルが保存されます。

複数のPCでなくてもクラウドは便利

これまでは、複数のパソコンとSkyDrive 同期ストレージの間でファイルを同期する手順ですがパソコンが1 台しかない場合でも[Windows Live Mesh]を利用するメリットはあります。
それはバックアップ用途です。とくに使い方は変わりません。先ほどと同様、いつもファイルを保存しているフォルダを同期し、同期先としてSkyDrive 同期ストレージを指定するだけです。これで、作成したファイルは自動的にクラウドのサーバー上に保存されるので、万が一パソコンのHDD が故障しても、別のパソコンでサーバーと同期すれば、ファイルをダウンロードして復旧することが可能になります。 さらに、ファイルを作成すると自動的にサーバー上にファイルがアップロードされるため、バックアップソフトを立ち上げたり、バックアップのスケジュールを設定したりする手間が不要というのも便利な点です。 このようなバックアップ環境が「無料」で利用できるのも大きなポイントです。

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