G-GEAR プレミアムミドルタワー GE7J-V253/BH &GE7A-V253/BH

TSUKUMO eX.computer G-GEAR プレミアムミドルタワー GE7J-V253/BH &GE7A-V253/BH に関する レビュー スペック 仕様 メリット デメリット 性能などの完全ガイド。ヤマダデンキは、TSUKUMO(ツクモ)ブランドで独自に展開するゲーミングPC「G-GEAR」において、最新のNVIDIA GeForce RTX 5090を搭載した新モデルを 2025 年 6 月に発売。GE7J-V253/BH と GE7A-V253/BH の 2 モデルをラインアップ。
G-GEAR プレミアムミドルタワー レビュー
G-GEAR プレミアムミドルタワーは、ツクモが提供するBTO(Build To Order)パソコンの中で、高性能なパーツを搭載し、ゲーミングだけでなくクリエイティブな作業にも対応できる汎用性の高いモデルだ。最新のCPUやGPU、高速なストレージ、大容量メモリを搭載しており、高いパフォーマンスを求めるユーザーに適している。
TSUKUMO G-GEAR プレミアムミドルタワーのレビューは、その高い性能と安定性、そしてツクモのサポート体制に対する肯定的な評価が多い傾向にある。

ポジティブなレビュー
- 「期待通りのパフォーマンス」
- 購入者の多くは、最新のハイエンドGPUとCPUの組み合わせにより、最新のAAAタイトルゲームを最高設定で快適にプレイできることに満足している。特に4K解像度での安定したフレームレートは高く評価されている。
- 動画編集や3Dモデリングといったクリエイティブ作業においても、レンダリング時間の短縮やプレビューのスムーズさなど、その処理能力の高さが実感されている。
- 「動作が静かで快適」
- 水冷CPUクーラーやケースの冷却設計が優れているため、高負荷時でも耳障りなファンノイズが少ないという意見が目立つ。静音性を重視するユーザーから特に好評だ。
- ケースのエアフローが良好で、内部の温度上昇が抑えられている点も評価されている。
- 「品質と信頼性への安心感」
- 使用されているパーツが有名メーカー製であり、BTOながらも自作PCに近い信頼感があるという声が多い。初期不良が少なく、長く安定して使えることを期待しているユーザーが多いようだ。
- 「組み立てが丁寧で、ケーブルマネジメントも綺麗だった」といった、ツクモの組み立て品質に関する言及も見られる。
- 「BTOならではの柔軟性」
- 購入時にパーツ構成を細かくカスタマイズできる点が好評だ。予算や用途に合わせてCPUやメモリ、ストレージ容量などを調整できるため、無駄なく最適な一台を組めると評価されている。
- 「ツクモのサポートが良い」
- 購入前の相談から購入後の問い合わせまで、ツクモのサポートセンターや店舗の対応が丁寧で分かりやすいという意見が散見される。特にPC初心者にとっては、このような手厚いサポート体制が安心材料となるようだ。
ネガティブなレビュー(比較的少数)
- 「価格はやはり高い」
- 高性能ゆえの価格設定は、一部のユーザーからはやはり高価であると認識されている。コストパフォーマンスを重視する層からは、より安価なBTOメーカーや、パーツを自分で選ぶ自作PCと比較して、割高に感じるという意見もある。
- 「ケースデザインに変化が欲しい」
- 性能面では満足しているものの、G-GEARのケースデザインが長年大きく変わらないため、「もっと個性的で派手なデザインも欲しい」「他社と比べて地味に見える」といった外観に関する声も聞かれることがある。特にRGBライティングなど、見た目も重視するゲーマーにとっては物足りなさを感じる場合がある。
- 「初期設定の手間」
- これはBTOパソコン全般に言えることだが、OSの初期設定や各種ドライバーのインストール、ソフトウェアの導入など、初めてPCをセットアップする際にはある程度の知識や手間が必要となる点を挙げる人もいる。
総評
TSUKUMO G-GEAR プレミアムミドルタワーは、価格に見合った非常に高い性能と安定性を提供するゲーミングPCである、というのがユーザーレビューから読み取れる共通認識だ。特に、PCの性能だけでなく、長期的な信頼性や購入後のサポートも重視するユーザーにとっては、非常に満足度の高い製品と言えるだろう。最新のゲームを最高の環境で楽しみたい、あるいはプロフェッショナルなクリエイティブ作業を快適に行いたいといった、ヘビーユーザーに特におすすめできる一台だ。
メリット
- 圧倒的な性能と最新技術の採用
- NVIDIA GeForce RTX 50シリーズ(現行モデルではRTX 40シリーズやRTX 50シリーズの先行モデルなど)やAMD Radeon RX 9000シリーズといった最新かつ最高峰のグラフィックボードを搭載しているモデルが多く、4K/8K解像度でのゲームプレイや高負荷なクリエイティブ作業(動画編集、3Dレンダリング、AI推論など)を快適に行える。
- Intel Core UltraプロセッサーやAMD Ryzen 9000シリーズなど、最新の高性能CPUを搭載しており、マルチタスクや複雑な処理もスムーズだ。
- DDR5メモリやPCIe Gen4/Gen5対応のNVMe SSDなど、高速なコンポーネントを採用し、全体のパフォーマンスを向上させている。
- 高品質なパーツと安定性
- ASUS製マザーボードや80PLUS PLATINUM/GOLD認証の高効率電源ユニットなど、信頼性の高いブランドの高品質なパーツを厳選して使用している。これにより、長期間安定した動作が期待できる。
- 水冷CPUクーラーを標準搭載しているモデルが多く、高負荷時でもCPUの温度を適切に保ち、パフォーマンスの低下を防ぐ。
- 優れた冷却性能と静音性
- G-GEAR プレミアムミドルタワー専用ケースは、前面に大型エアインテーク構造を採用し、理想的なエアフローを実現している。これにより、PC内部に熱がこもりにくく、高性能パーツの熱を効率的に排出する。
- 防塵フィルターも搭載されており、内部へのホコリの侵入を防ぎ、メンテナンス性を向上させている。
- 適切な冷却ソリューションとケース設計により、高負荷時でも比較的静かに動作する傾向がある。
- 高い拡張性とメンテナンス性
- ATXフォームファクターのマザーボードを搭載していることが多く、PCI ExpressスロットやM.2スロットが豊富に用意されており、将来的なパーツの増設やアップグレードに対応しやすい。
- 広い内部空間は、ケーブルマネジメントがしやすく、パーツの取り付けや交換といったメンテナンス作業も容易に行える。
- 充実したサポート体制とカスタマイズ性
- BTOパソコンなので、CPU、GPU、メモリ、ストレージ、電源ユニットなどを細かくカスタマイズして、自身の予算や用途に最適な構成を選択できる。
- ツクモはサポート体制にも定評があり、初心者でも安心して購入できるという声が多く見られる。実店舗があるため、購入前の相談や購入後のトラブル対応も比較的スムーズに行える場合がある。
デメリット
- 価格が高め
- 高性能なパーツを厳選しているため、ミドルレンジ以下のモデルと比較すると、どうしても価格は高くなる。特に、最新のハイエンドGPUやCPUを搭載したモデルは、気軽に手が出せる価格帯ではないかもしれない。
- 「コスパが悪い」という意見も見られるが、これは価格帯に対して、より安価なBTOメーカーや自作PCと比較した場合に感じられるものであり、ツクモの品質やサポート、パーツ選定の信頼性を考慮すると納得できる範囲とも言える。
- ケースデザインの好み
- 一部のユーザーからは、「ケースのデザインがシンプルすぎる」「長年同じケースデザインを使用しているため、新鮮味がない」といった声もある。派手なライティングや個性的なデザインを求める方には物足りなく感じるかもしれない。
- 納期が遅れる可能性
- BTO生産のため、注文状況によっては納期が遅れる場合がある。特に新製品発売時やセール期間中は注意が必要だ。
- 実店舗が少ない
- ツクモの実店舗は主要都市に限定されており、地方に住んでいる方にとっては、実際に製品を確認したり、店頭でサポートを受けたりすることが難しい場合がある。
GE7J-V253/BH & GE7A-V253/BH スペック比較
G-GEAR プレミアムミドルタワー GE7J-V253/BH と GE7A-V253/BH のスペック比較表。
両モデルの主な違いは CPU とそれに伴うマザーボード、および無線LANの規格。イエローのマーカー部分が異スペック部分
スペック項目 | G-GEAR プレミアムミドルタワー GE7J-V253/BH | G-GEAR プレミアムミドルタワー GE7A-V253/BH |
OS | Windows 11 Home (64ビット版) | Windows 11 Home (64ビット版) |
CPU | インテル Core Ultra 7 265K プロセッサー | AMD Ryzen 7 9800X3D |
CPUクーラー | 水冷CPUクーラー | 水冷CPUクーラー |
グラフィック機能 | NVIDIA GeForce RTX 5090 / 32GB (GDDR7) | NVIDIA GeForce RTX 5090 / 32GB (GDDR7) |
マザーボード | ASUS TUF GAMING B860-PLUS WIFI (ATX) | ASUS TUF GAMING B650-PLUS WIFI (ATX) |
チップセット | インテル B860 | AMD B650 |
メインメモリ | 64GB (32GBx2枚) DDR5-5600 | 64GB (32GBx2枚) DDR5-5600 |
メモリ最大容量 | 256GB | 128GB |
ストレージ | 2TB SSD (M.2規格 / NVMe Gen4接続) | 2TB SSD (M.2規格 / NVMe Gen4接続) |
光学ドライブ | 別売 | 別売 |
ネットワーク (有線) | Ethernet 2.5G | Ethernet 2.5G |
無線LAN | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax/be (Wi-Fi 7対応) | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6対応) |
Bluetooth | Bluetooth v5.4 | Bluetooth v5.2 |
電源ユニット | G-GEAR電源 定格1200W 80PLUS PLATINUM認証 | G-GEAR電源 定格1200W 80PLUS PLATINUM認証 |
ケース | G-GEAR プレミアムミドルタワーケース (66JD) | G-GEAR プレミアムミドルタワーケース (66JD) |
本体サイズ | 230(W)x445(D)x460(H)mm (本体のみ、突起物含まず) | 230(W)x445(D)x460(H)mm (本体のみ、突起物含まず) |
本体重量 | 約15kg | 約15kg |
価格 (税込) | 649,800円 | 699,800円 |
主な違いのポイント:
- CPU:
- GE7J-V253/BH: インテル Core Ultra 7 265K を搭載。マルチスレッド処理やAI処理に強みがある。
- GE7A-V253/BH: AMD Ryzen 7 9800X3D を搭載。3D V-Cache により、特にゲーム性能において高いパフォーマンスを発揮する。
- マザーボードのチップセット: CPUの違いに伴い、対応するチップセットも異なる。
- メモリ最大容量: GE7J-V253/BH は最大 256GB、GE7A-V253/BH は最大 128GB となっている。
- 無線LAN: GE7J-V253/BH は Wi-Fi 7 に対応しているが、GE7A-V253/BH は Wi-Fi 6 までの対応となる。
- 価格: GE7A-V253/BH の方が高価である。
どちらのモデルも NVIDIA GeForce RTX 5090 を搭載しており、4K/8K ゲームや高負荷なクリエイティブ作業において非常に高いパフォーマンスを発揮するゲーミング PC で。用途に応じて最適な CPU を選択するのがおすすめ。

G-GEAR プレミアムミドルタワー GE7J-V253/BH
