LAVIE Tab T11N レビュー デメリット NEC 11型 ペン付きのAndroidタブレット 2025年11月発売

LAVIE Tab T11N レビュー メリット デメリット スペック 仕様 性能 実機レビュー おすすめユーザー よくある質問などをまとめた完全ガイド。NEC から 2025 年 11 月に発売された 11 型 WQXGA 液晶を搭載したペン付きのAndroid タブレット。
LAVIE Tab T11N レビュー デメリット

LAVIE Tab T11N は、大学生の学習や社会人の業務など、手書きによる作業効率化をコンセプトとしたモデルである。低遅延のデジタルペンが標準で付属する点が大きな特徴である。ノートや資料への書き込み、アイデアスケッチなどをスムーズに行えるほか、Googleの「かこって検索」や手書きノートアプリ「Nebo」「My Script Calculator 2」にも対応。学び・創造・調べる作業をシームレスにつなげることができる。
1. LAVIE Tab T11N (2025年秋冬モデル)
大学生の学習や社会人の業務など、手書きによる作業効率化をコンセプトとしたモデルである。
主なスペック・仕様
- プラットフォーム: Androi 15
- プロセッサー: MediaTek Dimensity 6300(8コア)
- ディスプレイ: 11型ワイドLED 広視野角液晶(2560×1600ドット)2.5K
- リフレッシュレート: 最大90Hz
- メモリ (RAM): 8GB
- ストレージ (ROM): 店頭モデル 約256GB / Web限定モデル 約128GB
- デジタルペン: 標準付属(低遅延「デジタルペンB」)
- サウンド: 4スピーカ (Dolby Atmos®対応)
- 発売時期: 2025年11月13日 (ルナグレー) / 12月4日 (サンドローズ)
- 価格: 47,080円(税込)~(NEC Direct価格)
メリット
- デジタルペンが標準付属。低遅延化(従来比約40%減)が図られ、手書き作業に最適化されている。
- 高解像度ディスプレイ。11型で2560×1600ドット(2.5K)の高精細液晶を搭載しており、映像や文字が鮮明である。
- 十分な処理性能とメモリ。MediaTek Dimensity 6300と8GBメモリにより、日常使いや手書き作業、マルチタスクを快適に実行できる。
- 最新OS。Android 15を搭載しており、発売時期により最新バージョンがインストールされる可能性もある。
デメリット
- 有機ELではない。前モデルの一部で採用されていたOLEDではなくLED液晶を採用しているため、黒の締まりやコントラストはOLEDモデルに劣る。
- Wi-Fi規格。最新情報が不足しており、前モデルの傾向からWi-Fi 6/6E規格に対応していない可能性がある。
2. LAVIE Tab T11 (2025年春モデル)
こちらは「T11N」より前に発売されたスタンダードモデルである。
主なスペック・仕様 (T1165/KAS 店頭モデル)
LAVIE Tab T11 T1165/KAS PC-T1165KAS [ルナグレー]
- プラットフォーム: Android 14
- プロセッサー: MediaTek Helio G88 (8コア)
- ディスプレイ: 11型ワイドLED 広視野角液晶(1920×1200ドット)WUXGA
- リフレッシュレート: 最大90Hz
- メモリ (RAM): 8GB
- ストレージ (ROM): 約128GB
- 防塵防滴: IP52対応
- 価格: 44,800円前後(店頭想定価格)
メリット
- 高性能かつ高コスパ。Helio G88と8GBメモリの組み合わせで日常使いには十分な性能を持ちながら、価格が抑えられている。
- 防塵防滴。IP52に対応しており、水濡れや埃の多い環境でも安心して使用できる。
デメリット
- プロセッサー。T11Nに比べて性能が一段劣るMediaTek Helio G88を搭載しており、高負荷なゲームなどには不向きである。
- ペン非付属。デジタルペンは別売りオプションとなる。
3. その他の2025年発売モデル
- LAVIE Tab T10 (2025年春モデル): 10.1型、Android 14搭載のスタンダードモデル。スタンバイモードなどの新機能が搭載されている。
- LAVIE Tab T8 (2025年夏モデル): 8.7型、MediaTek Helio G85搭載の小型軽量モデル。手軽な持ち運びを重視している。
おすすめユーザー
- LAVIE Tab T11N: 手書きを多用するユーザー(学生、クリエイティブ、ビジネス用途)、高解像度での動画視聴や読書を楽しみたい人におすすめである。
- LAVIE Tab T11: 価格と性能のバランスを重視し、Web閲覧や動画視聴が中心の日常使いをしたい人に適している。
- LAVIE Tab T8: 携帯性・軽量性を重視し、電子書籍や片手での利用が多い人に最適である。
よくあるQ&A
Q1:標準付属の「デジタルペンB」の使い心地はどうであるか?
A1:従来比で約40%の遅延低減を実現しており、非常にスムーズで自然な書き心地である。ペンを画面に近づけた際の追従性が高く、思考を中断せずにメモやスケッチができる。
Q2:重いゲームでも快適に動作するのか?
A2:LAVIE Tab T11Nは日常的な作業や動画視聴、軽めのゲームには最適だが、最新のグラフィックが要求されるハードな3Dゲームには性能が物足りない場合がある。軽快な動作が期待できるが、本格的なゲーマー向けではない。
Q3:バッテリーはどれくらい持続するのか?
A3:Web閲覧や動画視聴を中心とした日常的な使用において、約10時間程度の駆動時間が期待できる。一日中外出先で動画を連続視聴するには途中で充電が必要になる可能性もあるが、普段使いには十分な持続時間である。
Q4:別売りのキーボードカバーを装着すると、どのような使い方ができるのか?
A4:別売りのキーボードカバーを接続し、タブレットを「PCモード」に設定すると、マルチウィンドウ表示やタスクバーの利用など、パソコンに近い操作感で使えるようになる。文章作成やメールの返信といった作業を快適に行いたい場合に便利である。
Q5:防塵防水性能はあるのか?
A5:モデルによって異なるが、T11シリーズではIP52などの防塵防滴性能を備えているモデルがある。これは軽い水しぶきや埃に対する保護レベルであり、キッチンなどで多少濡れても安心できるが、水没には対応していないため注意が必要である。




