風呂で冷えを解消
夏の冷え 入浴で解消する
バスタイムは体を温める絶好の機会
入浴は、体全身を温めて体のすみずみまで血流を促進することができる絶好の機会です。1日の終わりにゆったりと湯船につかることで体が温まる以外にもリラックスモードの副交感神経が優位になり、幸せホルモンといわれるβエンドルフィンも分泌されます。
入浴前に体を温めておけばのぼせずに芯まで温めることができる
芯からしっかり温まるにはゆっくり湯ぶねにつかることが基本です。ここで気をつけたいのがこ「冷たい体のまま入らない」こと。
冷えたまま入浴すると、表面は温まって内臓まではなかなか温まらないため、すぐにのぼせてしうからです。体の表面だけ温まってもお風呂から上がればすぐに体は冷えてしまいます。
入浴前に冷えた部分を湯たんぽで温めていいし、ドライヤーを使うのも即効性があるのでおすすめ。おへその上下10cmくらいのところに向けて、ドライヤーを10cm ほど離して肌を直接温めましょう。
一瞬「熱い」と思う程度まで加熱し、少しずらしてまた加熱します。れおしりや足の甲、土踏まずなどにも同じように温めるといいでしょう。
お湯の温度は38度~40度がベスト
42度くらいの熟めのお湯は、交感神経を刺激して緊張を促し、血管を収縮させるので、体を目覚めさせたい朝風呂には向きます。
これから仕事に向かうときなどは就寝中の副交感神経優位の自律神経を交感神経優位のモードに切り替えることができます。しかし、夜はおすすめできません。38~40度くらいのお湯がこ副交感神経が優位になって血流がよくなるというはっきりとしたデータもあります。
入浴前に体をしっかりと温めてから入れば、このくらいのお湯がちょうど気持ちのいい湯温になるはずです。半身浴のメリットはこちらです。
髪の毛を洗っている間は、洗面器のお湯で足を温める
シャンプーをしているあいだでさえも足腰が冷えてしまう人もいます。こんなときは足湯をしながらシャンプーを行うとゆっくり洗髪を行うことができます。
洗面器にお湯をためて髪の毛を洗っている間もその洗面器に足を入れておくとつま先まで血流がきちんと巡るようになります。
クナイプのバスソルトが内蔵の奧のほうから温めてくれる
発売されている入浴剤は、香りや色で癒されるだけ1口なく、お湯の熱伝導率を高める働きがあります。 体が早く温まるうえ、湯ざめもしにくくなります体表面だけでなく深部まで温めることができます。
手軽でおすすめなのは塩や炭、重曹など。炭酸ガス入りの入浴剤も、血管弓拡張させて血のめぐりをよくする効果がありますも好みものを選び、楽しんで入浴しましょう。冷え症の女性の間ではクナイプのバスソルトが人気です。