FMVF70D3W メモリ増設 ガイド
富士通のデスクトップPC「ESPRIMO FH70/D3(型番:FMVF70D3W)」のメモリ増設について解説する。このモデルは標準で4GBまたは8GBのメモリを搭載しているが、最大32GBまで拡張可能だ。
1. 適合メモリの選び方
FMVF70D3Wに適合するメモリの規格は以下の通りである。
- メモリ規格: PC4-21333 (DDR4-2666) SDRAM / SO-DIMM
- スロット数: 2スロット
- 最大容量: 32GB (16GB × 2枚)
選定のポイント
- 形状: デスクトップ用(長いもの)ではなく、ノートパソコン用のSO-DIMMを選択すること。
- 速度: DDR4-2666(PC4-21333)以上の規格(例:DDR4-3200)であれば動作するが、PC側の設計速度である2666MHzに合わせて動作する。
- 構成: デュアルチャネル(2枚1組での動作)により転送速度が向上するため、同じ容量・同じメーカーのメモリを2枚装着するのが望ましい。
2. 増設前の準備
作業前に必ず以下の点を確認し、準備を整える必要がある。
- 必要な工具: プラスドライバー(サイズ:2番)
- 静電気対策: 故障の原因となるため、作業前に金属製のものに触れて身体の静電気を逃がしておく。
- 完全シャットダウン: Windowsを完全にシャットダウンし、ACアダプタとすべての周辺機器を取り外す。
3. メモリ増設の手順
- 背面カバーの取り外し 本体背面にあるネジを外し、メモリスロットにアクセスするためのカバーを取り外す。FMVF70D3Wの場合、スタンドの付け根付近や背面上部のカバー内にスロットが隠れている。
- 空きスロットの確認 既存のメモリが装着されているスロットと、空きスロットを確認する。
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メモリの取り付け
- メモリの切り欠き(溝)とスロットの突起を合わせる。
- 斜め約30度の角度で奥までしっかり差し込む。
- カチッという音がするまで、メモリを倒して左右の金具で固定する。
- カバーを戻す 逆の手順でカバーを取り付け、ネジを締める。
4. 起動確認と認識チェック
- ACアダプタを接続し、電源を入れる。
- BIOSでの確認: 電源投入直後に「F2」キーを連打し、BIOS設定画面で全容量が増えているか確認する。
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Windowsでの確認:
- 「タスクマネージャー」を起動(Ctrl + Shift + Esc)。
- 「パフォーマンス」タブ > 「メモリ」を選択。
- 右下の「使用中のスロット」が「2/2」になり、合計容量が正しく表示されているか確認する。
注意点 自分で増設作業を行うと、メーカー保証の対象外となる場合がある。また、作業中の物理的破損や静電気による故障には十分注意すること。
富士通 FMV ESPRIMO FH70/D3 FMVF70D3W レビュー
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