ThinkPad L580 メモリ増設 ガイド
ThinkPad L580の動作が重いと感じたら、メモリ増設が解決の近道だ。本記事では、PC初心者でも迷わないためのメモリ規格の選定から、安全に作業するための「内蔵バッテリー無効化」の手順まで、失敗しないためのポイントを網羅して解説する。
1. 失敗しないメモリの選び方
ThinkPad L580にはメモリベイが2スロットあり、最大32GB(16GB × 2)まで認識可能だ。
スペックの確認
以下の規格に適合するものを選ぶ。
- 規格: DDR4-2400(PC4-19200)SO-DIMM
- ※DDR4-2666や3200も下位互換性があるため使用可能だが、動作速度は本体仕様に制限される。
- 形状: 260ピン SO-DIMM(ノートPC用)
- 電圧: 1.2V
おすすめの構成
- 8GB + 8GB(計16GB): 一般的なビジネス用途や、ブラウザで多くのタブを開く使い方に最適だ。
- 16GB + 16GB(計32GB): 動画編集、仮想環境の構築、負荷の高いマルチタスク作業に適している。
2. 準備するもの
- プラスドライバー(精密ドライバー #1 または #0): 底面ネジを外すために使用する。
- プラスチック製のヘラ(またはピック): 底面カバーを外す際のツメ破損防止に役立つ。
- 静電気防止手袋: 電子部品の破損防止のために使用する。用意できない場合は、作業前に金属に触れて放電しておく。
3. 増設の手順
① 高速スタートアップの無効化とシャットダウン
作業前にWindowsの「高速スタートアップ」を無効にしてからシャットダウンする。
② 内蔵バッテリーの無効化(重要)
- ACアダプタを外す。
- PCを起動し、Lenovoロゴが表示されたらF1キーを連打してBIOS(UEFI)に入る。
- Config > Power > Disable Built-in Battery を選択する。
- 確認画面でYesを選ぶと電源が切れ、通電が遮断される。
③ 底面カバーの取り外し
- 底面の9箇所のネジを緩める。ネジは脱落防止仕様のため、完全に外れなくても問題ない。
- ヒンジ側からヘラを差し込み、周囲のツメを慎重に外す。
④ メモリの取り付け
- メモリスロットを確認する。空きがあればそのまま装着し、交換の場合は左右のレバーを広げて既存メモリを取り外す。
- メモリの切り欠き位置を合わせ、斜め30度ほどの角度で奥まで差し込む。
- 上から押し下げ、左右の金属レバーで固定する。
⑤ 仕上げ
- カバーを戻してネジを締める。
- ACアダプタを接続する。これによりバッテリー無効化が解除される。
- 起動後、Ctrl + Shift + Escでタスクマネージャーを開き、「パフォーマンス」タブでメモリ容量が正しく認識されているか確認する。
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