コントロールパネル
Windows 8 コントロールパネル には、パソコンのメンテナンスやカスタマイズをするためのあらゆる設定がまとめられている。パソコンを上手に使いこなすためにも基本となる機能はここに集約されている。
新しくなった 「 コントロールパネル 」 について
従来の Windows シリーズとは大きく異なる操作画面を採用した「Windows 8」。コントロールパネルの操作方法については特に大きな変更は加えられていない。カテゴリから設定を探したり、アイコンの一覧から設定を選んだりする操作方法は以前のWindowsと同様だ。ただし、「スタート」メニューがなくなったので、コントロールパネルの聞き方が変わっている。「Windows 8」が新しく採用したメニューバー「チャーム」のひとつである「設定」から開くという手順になるが、インターフェイスからスムーズにすすめる。
設定項目に関しても「Windows 7」から大きな変更はない。
「カテゴリ表示」で表示されるメニューは「システムとセキュリティ」「ネットワークとインターネット」「ハードウェアとサウンド」「プログラム」「ユーザーアカウントとファミリーセ-フテイ」「デスクトップのカスタマイズ」「時計、言語、および地域」「コンピューターの簡単操作」の8 つ。
「ユーザーアカウントと家族のための安全設定」だったものが、「ユーザーアカウントとファミリーセーフティ」という名称に変わっているが、はぼ同様の内容。
「アイコン表示」を選んだ場合に表示される設定にも大きな変更点はないが、「Windows 7」から項目が3つ増えている。この新しく追加された設定には、各項目に「NEW」というアイコンが表示されている。
カーソルを右上または右下に持っていくとチャームが開く。この中にある「設定」を開くと、「コントロールパネル」の項目が見つかる。
このカテゴリ表示が基本画面となる。8 つの項目から目的を放りこむことで必要な設定を探すことができる。
「表示方法」の欄から「アイコン表示」を選択すると、すべての設定項目を一覧表示することができる。大きいアイコンと小さいアイコンのどちらかを選択することも可能。コントロールパネルの操作に慣れてきたら、こちらの方が便利。
コントロールパネルの開き方
- 手順:
- 画面の右上または右下の隅にマウスを移動してチャームバーを表示する。
- 「設定」をクリックする。
- その後「コントロールパネル」を選択する。
- もう一つの方法として、スタート画面で「コントロールパネル」と入力して検索し、表示された結果からコントロールパネルを選ぶこともできる。
2. 表示オプション
- コントロールパネルには、カテゴリ表示とアイコン表示(大アイコンまたは小アイコン)の2つの表示方法がある。
- カテゴリ表示では、関連する設定がまとめられて表示され、初心者にも分かりやすい。
- アイコン表示では、全ての設定項目が一覧で表示され、より直接的に目的の設定にアクセスできる。
3. 主要なカテゴリ
- システムとセキュリティ:
- Windows Update、ファイアウォール、バックアップと復元、システム情報などのセキュリティやシステム関連の設定を管理する。
- ネットワークとインターネット:
- ネットワーク接続の設定、インターネットオプション、ホームグループの管理ができる。
- ハードウェアとサウンド:
- プリンター、マウス、キーボード、オーディオデバイスの設定を行う。
- プログラム:
- インストールされているプログラムの管理や、Windowsの機能の有効化または無効化を行う。
- ユーザーアカウント:
- ユーザーアカウントの作成、管理、パスワードの設定、アカウントの種類の変更ができる。
- 外観と個人設定:
- デスクトップのテーマ、背景、画面の解像度、タスクバーの設定など、外観のカスタマイズを行う。
- 時計、言語、および地域:
- 日付と時刻の設定、言語の追加、地域設定の変更が可能だ。
- 簡単操作センター:
- アクセシビリティ機能を設定し、視覚や聴覚に障害があるユーザー向けのオプションを管理できる。
4. 検索機能の活用
- コントロールパネルの右上にある検索ボックスを使うことで、特定の設定項目を素早く見つけることができる。例えば「電源オプション」と入力すると、該当する設定が即座に表示される。
5. システム設定の管理
- コントロールパネルを利用することで、システム全体の設定を細かく調整できる。これにより、システムのパフォーマンスを最適化したり、セキュリティを強化したりすることが可能。
コントロールパネルは、Windows 8の動作環境をカスタマイズし、システムを管理するための強力なツール。