スタイルUI版とデスクトップ版の機能を搭載した「IE 10」

タブレット向けに最適化されたスタイルUI版IE 10

マイクロソフトの標準ブラウザソフト「internet Exprorer」(以下IE )。「Windows 8」では最新版となるIE 10 が搭載されているが、今までのIE 9 とどこが変わったのか?「Windows 8」 でIE 10 を使うときに覚えておきたいのは、「スタイルUI版とデスクトップ版の2種類がある」ということ。
スタイルUI上では横能が絞り込まれたIE 10 をアプリとして、デスクトップ上ではフル機能を使えるIE 10をソフトとして使うことができる。スタイルUI版の機能は、ウェブ検索の他「お気に入り」登録、スタイルUIへのピン留めなどがメインに。
タッチ操作が想定されつくられているため、アドレスバーや各ボタンが大きめで直感的に扱えるインターフェイスに。
「インターネットオプション」の設定変更など細かい操作は行えないが、デスクトップ版IE 10 への切り替えをワンクリック(もちろん表示中のサイトはそのまま)で行えるなど連携機能も盛り込まれている。状況に応じて使い分けたい。

状況によって使い分けられる「Windows 8」のIE 10

スタイルUI版 IE 10

スタイルUI版は、タッチ操作がしやすいようにインターフェースがデスクトップ版と異なる。タブレットで利用されることを考慮して、プラグイン(Adobe Flash Playerなど)の利用制限がある点にも注意。

デスクトップ版 IE 10

デスクトップ版は、ひとつ前のバージョンであるIE 9 とインターフェース、機能ともにあまり変化がない。今までと同じように使える。

「Adobe Flash Player」が統合されたIE 10

IE 10では、サイト上でFlashを表示するための「Adobe Flash Player」が統合されている。そのため、手動でインストール作業を行うことなく、初回起動時からFlashを再生可能。
ただし、これはデスクトップ版のみのIEであり、スタイルUI版のIEでは少し事情が異なる。そもそもスタイルUI版は、タブレットでも利用することから電力消費量などが考慮されプラグインを実行できない「プラグインフリー」になる予定だった。しかし後に「一部サイトでのみ「Adobe Flash Player」の実行を可能にする」との発表がされ、現在に至る。つまり、スタイルUI版のIE 10では、決められたサイトでしかFlashの再生が行えない。デスクトップ版とまったく同じではないので注意しなければならない。

デスクトップ版IE 10

IE 10 は、「HTMLl 5」という次世代HTMLl形式に対応していることがひとつの目玉となっている。しかし「HTMLl 5」に関しては使い手側として特別意識するような部分はあまりないので、IE 9 を使っていた人ははとんど変わらない、IE 9以前のバージョンを使っていた人はインターフェースが変わっただけと考えていいだろう。
「インターネットオプション」の設定変更などはスタイルUI版では行えないので、まずはここで、デスクトップ版IE 10 の基本的な操作方法を覚えたい。

最初は、とにかく検索バーをカスタマイズ

  1. 画面左上のアドレス&検索バーは、初期設定では検索プロダーに「bing」しか使えない。「▼」をクリックして「追加」を選択。
  2. ダウンロードサイトヘアクセスできるので、「検索プロバイダーの追加」から追加したい検索エンジンを選択してインストール。追加した検索エンジンヘは、アドレス&検索パーで「▼」をクリックすると切り替えられる

「インターネットオプション」

  1. IE 10の設定は、画面右上の歯車アイコンをクリックすると表示可能。「インターネットオプション」を選択する
  2. 「全般」タブを開きホームページや屈歴、タブの聞き方などの設定を見直す

スタイルUI版IE 10

スタイルUI版IE 10の特徴は、なんといっても操作しやすい大き目のボタンやアドレス&検索バー。
設定やタブなどは右クリックすることで表示可能となっており、全画面表示が基本。よくアクセスするサイトはデスクトップ版と同様に「お気に入り」登録できるのはもちろん、スタイルUI上に「ピン留め」することも可能。開いているサイトをそのままにデスクトップ版へ切り替えることも可能。

ピン留め

し、画面上で右クリックし右下からピンアイコンをクリック。「~ピン留めする」を選択してから、「~ピン留めする」をクリック。

Windows 8IE10

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