カモミール

カモミール について

カモミール の育て方、増やし方、活用術

ダイヤーズ Dyer's は染色用ですが、ほぼ昔から常備薬として、お母さんのハーブ、女性のハープ、埴物のお医者さんなどと親しまれてきました。

育て方

日当たりを好みますが、多少の日陰にも耐えられます。特に肥えた土で栽培する必要はありませんが、有機質に富む土地を好みます。

耐寒力がある。春と秋に細かいタネをじかまきします。覆土は1~2cm程度です。発芽するので、順次間引いて10~20cm間隔にします。リンゴの香りの白い花は頭状花で、無数の種子がこぼれ、足元には年じゅう実生苗が見られます。

冬を越した苗は丈夫。交雑しやすいので、香りのない花を見つけたら株ごと抜きとって、繁殖を防ようにします。

密生したカモミール畑は、美しいのですが、風通しをよくしないと、細い茎や葉が枯れやすく、アブラムシもつきやすくなります。

ラベンダーやタイムと異なり、乾燥しすぎない程度の水やりが必要。ローマン種を使って、庭に香りのカーペットを作るには、花を咲かせないように、踏んだり花茎をカットしたほうがいいでしょう。

花茎が伸びると姿が乱れてしまうので、花は隅にまとめて咲かせるのが見た目を美しくするポイントです。

増やし方

ジャーマン種は春と秋にじかまきです。以後はこぼれ種で自然繁殖をつづけます。ローマン種は株分けが簡単です。茎が互いに絡みつくよう、10~20cm間隔に植えると非常に美しくなります。

収穫と保存方法

花は、毎朝つみとって、新聞紙の上などに広げ、陰干しします。保存方法は、乾燥剤を入れた密封容器で保存です。

活用術

つみたてや乾燥した花をティーにします。体もあたたまり、リラックス作用もあります。鎮静、鎮痛、解熱、発汗、利尿、消化促進、消毒、抗炎症作用などにすぐれており、美容のための化粧品、浴剤、せっけんなどによく利用されます。更年期障害やアレルギーにも効果的です

ローマンカモミールの特徴と作用、注意点

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