フェンネル
フェンネル について
フェンネル の育て方、増やし方、活用術
古代エジプト時代の埋葬品の記録にも登場した、栽培史上最古のハーブです。におい消しや消化をよくすることから「魚のハープ」とされています。
フローレンスフェンネルは、株元が肥大することを除いては、フェンネルと全く同じ形態をもっています。1、2年草で、イタリア料理には欠かせない野菜です。葉が赤銅色になるブロンズフェンネル(多年草)も美しい。
育て方
日当たり、水はけのよい肥えた土を好むが、比較的、土質を選ばずによく育ちます。
春か秋にタネまきか、株分けをする。セリ科の植物は直根性で移植を嫌うため、地植えの場合は、はじめから、高さ2mを想定して、無理のない場所を選んでおく必要があります。
期か長く、結実時期もまばらで、こぼれ種も散らばりやすい。株間を50cmぐぐらいになるように、小さいうちにまめに間引いて、範囲が広がりすぎないように気をつけるとよでしょう。
。 p>ディルの近くに植えると交雑しやすく、コリアンダーがそばにあると、フェンネルの種子ができにくくなるといわれています。やや冷涼な気候を好むが、耐寒性はマイナス3度ぐらいまで。増やし方
じかまきも可能だが開花、結実後はこぼれ種で自然繁殖する。3~4生の株を秋に掘り起こし3~4つに株分けし、定植も可能。土壌はよく振り起こしてつくりをしておく
収穫と保存方法
必要に応じて、やわらかな葉、花、茎、完熟した種子を採集して利用する。種子は乾燥保存、葉は冷凍、油漬、酢漬に。
活用術
生の茎のティーは、美味。花、葉、茎 はサラダに。その他、さまざまなオーブン料理 の風味を引き立てる。タネは消化促進や口臭予 防に。月経を促したり、母乳の出をよくする作 用も知られている。やせるハーブでもある。