対人恐怖症

人と会うのが怖い、苦手、手や声が震える、汗をかいてしまう

大勢の人の前で話したり、初対面の人と会うのを恐れる気持ちは、だれもが抱えるものです。でもそれによって仕事に行くのも苦痛だったり、体の緊張や震えで日常生活もままならない場合には、「対人恐怖症」の可能性があります。
対人恐怖症は、10人に1~2人がかかるといわれるほどポピュラーな病気ですが、どんな病気なのか、どう対処したらいいのかについてご紹介しましょう。

対人恐怖症ってどんな病気

「社会不安障害」ともいわれる 「対人恐怖症」は、近年、「社会不安」で注目を浴びるようになった病気でだれでも多かれ少なかれ不安や恐怖心を抱く場合もあり、このように呼ばれています。恐れが過剰になると、悩みや苦痛が大きくなり生活にも支障をきたします。これが「社会不安」すなわち「対人恐怖症」です。これは、以前は病院を受診しても「気の持ちよう」「性格の問題」とされることが多く治療の対象になりませんでした。しかし、最近では治療の対象になります。

若い女性に多い

社会不安障害は、女性に多く、男性の約2倍もみられます。病気そのものは、多くの人で10代後半~ 20代前半までに体験するようです。とくに悩みを覚え、生活に支障をきたすようになって病院にかかる率が高いのは、20~30代の時期。というのもこの年代では、就職し社会に出たり、結婚・出産をしてお母さんどうしのつきあいが生じたり、と社会的な活動が多くなり、そのために苦痛やトラブルを強く感じやすいのです。

生活や育った環境が大きく影響する

対人恐怖症の人には、もともと神経質で小さなことにこだわったり、怖がりで恐怖心を持ちやすいなどの性格傾向がみられるといわれます。また子ども時代、人見知りがあったり、幼稚園などで泣いて母親と離れなかった「分離不安」の傾向もあるようです。 学校で友人が先生にしかられるのを見て、人前に立つのが怖くなったり、発表するときに声が震えてしまって以来、人前でものが言えなくなったなど、小さいころの体験や育った環境による影響もあるとされています。

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