ハードウェア サウンド 機能
ハードウェア サウンド 機能についての紹介。Windows 8には、ハードウェアとサウンドに関連するさまざまな機能がある。以下はその主な機能と設定項目。
ハードウェア サウンド 機能
デバイスとプリンター
周辺機器を管理するための画面。パソコンに接続されている周辺機器はこの画面に表示され、問題が検出された場合は「!」マークで通知される。該当する機器を選択すると「トラブルシューティング」の項目が表示されるので、ここから修正を実行する。また、プリンターやスキャナーなどはこの画面から操作することもできる。
印刷操作を誤ってしまった場合には、「印刷ジョブの表示」から印刷のキャンセルを行う。
- 印刷ジョブの表示
- プリンターがこれから実行する印刷内容の確認と、印刷のキャンセルなどの操作が行える
- スキャンの開始
- スキャナーにを利用した画像の取り込みを実行する。スキャン設定もこの画面で行える
- デバイスのトラブルシューティング
- デバイスの問題が検出された場合は、「トラブルシューティング」を実行する
自動再生
ドライブにメディアをセットしたときなどに表示される「自動再生」画面の設定が行える。設定は、デバイスやメディアごとに動作を選択できる。リムーバブルドライブであれば、ファイルが写真の場合はパソコンに読み込む、動画の場合は自動的に再生するといった、さらに細かい設定も可能。
また、設定項目の「何もしない」を選択すると「自動再生」機能がオフになる。
- 動作の設定
- メディアやデバイスごとに動作が選択可能。「自動再生」を無効にすることもできる
- 初期設定に戻す
- すべての設定を初期状態に戻す場合は「すべての規定値をリセットする」ボタンをクリック
サウンド
音声入出力デバイスの設定、Windowsのシステムサウンドの設定、通話時のサウンドの設定を行う画面。スピーカー、ヘッドホン、マイクなどで音声の入出力をするときの書生や音声の再生品質は「再生」「録音」で設定する。
エラーの警告音などのシステムサウンドも「サウンド」から変更できる。「通信」は、パソコンで通話しているときのその他のサウンドのボリューム設定となる。
- 再生デバイス
- 再生デバイスを選択して「プロパティ」ボタンをクリックすると、再生デバイスごとの設定が行える
- 定通話時のサウンド設定
- 通話時は各種サウンドの音量が自動的に閉塞される。音の設定は4段階ある
電源オプション
電源ボタンを押したときの動作や消費電力に関わる設定など、電源まわりの設定が集められている。
パソコンを操作しない状態が続くと自動的にスリープモードやディスプレイ電源オフのモードに入るが、それらのモードに入るまでの時間を短くすることで無駄な電力消費が抑えられる。
さらに電力消費を抑えたい場合は、パフォーマンスは低下するが電源プランを「省電力」にするという方法もある。スリープモードからの復帰にパスワード制限をかけることも可能。
電源オプション
- パスワード保護
- スリープ解除時にパスワードを入力しないとロックを解除できないようにする
- 電源設定の選択
- 電源ボタンやスリープボタンを押したとき、カバーを閉じたときの動作を設定する
- 電源プランの作成
- 「バランス」「省電力」「高パフォーマンス」の中からプランを選択する
ディスプレー
明るさ、解像度、向きなどの画面設定と、文字の大きさなどの設定を変更できる。画面の文字が小さくて読みづらい場合は「すべての項目のサイズを変更する」や「テキストサイズのみを変更する」の設定から拡大する。文字の読みやすさに関する設定はこの他にも「Cle a r Typeテキストの調整」がある。これは液晶ディスプレイ上の文字を読みやすくする機能だが、初期状態で有効になっている。
キーボード
キーボードのキーを押したときに画面に文字が表示される速度と、文字入力位置を示す「カーソル」が点滅する速度の設定。
文字の表示速度は、キーを押してから文字が表示されるまでの待ち時間と、キーを押し続けたときに文字が連続して表示される間隔を設定できる。速度はスライドパーで柔軟に選択できるが、初期設定が早めになっているので、特に表示を遅くしたい場合でなければそのままでも問題ない。
マウス
マウスのボタンやホイールの動作、ポインター(マウスカーソル)の動作や外見を変更するための設定。操作関連の設定では、クリック時の動作とホイール操作時のスクロール量が変更できる。表示関連の設定では、ポインターの移動時に軌道を表示させたり、ポインターのデザインを変更したりすることができる。
デザインは標準で用意されているデザインセットから選択できるだけでなく、個別の変更にも対応しているなど自由度が高い。
→マウス検索はこちら
色の管理
「ICCプロファイル」と呼ばれる、色の表示を統イるための設定が記述されたファイルの追加と削除が行える。ディスプレイやプリンターなどの機器では色の表現に若干の違いが生じるが、「ICCプロファイル」はこの差を少なくする役割を果たす。そのため、各デバイスの「ICCプロファイル」を合わせるとよい。
電話とモデム
インターネットにダイヤルアップ接続する際などに必要となる設定。所在地(ダイヤル元)の国・地域名、市外局番などの設定と、「トーン」「パルス」いずれかのダイヤル方法の選択を行う。
ブロードバンド接続環境では設定の必要はなく、ダイヤルアップ接続環境でもこの設定をユーザーが手動で行うことはほとんどない。大抵はプロバイダーが提供する設定ソフトに任せておけばよいのでトラブルがない限りは確認の必要もない。
Windowsモビリティセンター
モバイルパソコンで利用することの多い設定に素早くアクセスできる機能。この操作パネルから設定できる項目は「明るさ」「音量」「バッテリの状態」「外付けディスプレイ」「同期センター」「プレゼンテーション設定」の6つ。
「プレゼンテーション設定」に関しては、この画面で行えるのはオン/オフのみ。
1. デバイスとプリンター
- 機能: 接続されているすべてのデバイス(プリンター、スキャナー、モニターなど)を表示・管理する。ここで、デバイスの設定変更や問題のトラブルシューティングができる。
2. サウンド
- 機能: オーディオデバイスの管理やサウンド設定を行う。再生デバイス(スピーカー、ヘッドホン)や録音デバイス(マイク)を設定・調整できる。
- 再生タブ: 使用中のスピーカーやヘッドホンの設定を行う。
- 録音タブ: マイクやその他の録音デバイスの設定を行う。
- サウンドタブ: Windowsのシステムサウンドをカスタマイズする。
- 通信タブ: 通話や音声チャット中の音量調整など、通信時のオーディオ設定を変更する。
3. デバイス マネージャー
- 機能: コンピューターに接続されているすべてのハードウェアデバイスを管理する。デバイスドライバーのインストール、更新、削除、または無効化を行うことができる。
- オーディオ、ビデオ、およびゲームコントローラー: サウンドカードやその他のオーディオデバイスが表示される。
- ディスプレイアダプター: グラフィックカードの管理。
- ネットワークアダプター: ネットワーク接続に関連するハードウェアデバイス。
4. 電源オプション
- 機能: 電源プランの設定やカスタマイズを行う。特にラップトップでは、電源使用の最適化が重要だ。
- バランス(推奨): パフォーマンスとバッテリー消費のバランスを保つ設定。
- 高パフォーマンス: パフォーマンスを優先するが、バッテリー消費が増える設定。
- 省電力: バッテリー寿命を延ばすための省電力設定。
5. 自動再生
- 機能: USBメモリやCD/DVDなど、外部デバイスが接続されたときに、どのアクションを実行するかを設定する。
6. サウンドスキームの変更
- 機能: システムのサウンドスキームを変更して、通知音やアラート音などをカスタマイズできる。
これらの機能にアクセスするには、スタート画面で「コントロール パネル」を検索し、「ハードウェアとサウンド」カテゴリーを選択する。必要に応じて各機能の設定を変更し、ハードウェアとサウンドの動作をカスタマイズできる。