せっかくの和食が高血糖になっていれば意味がありません
現代人の食生活では糖尿病が急増するのも当然
私は50歳代の時に糖尿病が発覚しました。老親もも糖尿病なので、気をつけてきたつもりです。もちろん医師としても十分に注意をしていましたが、ついに発症してしまいました。
発症するまでにどのような生活を送っていたかというと、人並み以上に健康に注意し常に血糖値などに配慮してきたつもりでした。。食生活は玄米魚菜食で、なるべく脂っぼいものは控えていました。肉よりも魚が中心です。運動に関していえば、積極的にからだを動かしていました。週に2~3回は仲間たちとテニスを楽しみ、それに加えてスポーツジムにも通っていたのです。
和食中心のヘルシーな食事をし、定期的にからだも動かしていたので、カロリーのとり過ぎもなし。それなのに、40歳を過ぎたあたりからお腹がだんだんと出始めました。
学生時代の体重は56kgでした。ところが40代を迎えてからは体重がじょじょに増えてとうとう50歳で66kgにまでなり、メタポリックシンドロームの基準を満たしてしまったのです。そうこうするうちに52歳で糖尿病です。偶然測定した食後の血糖値が240mg/dlになっているのを見てビックリしました。翌日、玄米を食べてもう一度測ってみたところ、やはり同様の高血糖という結果が出てしまったのです。
不摂生な生活を続けてきた結果がこれなら、自業自得といえます。しかし、先述したように私は健康的な毎日を過ごしてきたのです。ショックがどれほど大きいか、おわかりいただけるのではないでしょうか。
その発症をきっかけに始めたのが、相葉オフの生活です。それによってどうなったか。自分でも目を丸くするくらいに劇的な改善が見られました。なんと半年間で10kg減と、学生時代のペスト体重に戻ったのです。糖質オフの効果は、私自身が37 からだで実感していることでもあるのです。