大黄甘草湯 ( だいおうかんぞうとう ) 便秘に伴う諸症状

2023/03/03

大黄甘草湯 ( だいおうかんぞうとう ) は、便秘や便秘に伴うのぼせ・湿疹・にきび・腹部膨満・痔などを改善します。大腸の運動をととのえ、便を排出する働きがあります。

ツムラの漢方便秘薬 大黄甘草湯 エキス細粒は、大黄甘草湯から抽出したエキスからつくられた、服用しやすい細粒タイプの便秘薬です。大黄(ダイオウ)、甘草(カンゾウ)の2種類の生薬の乾燥エキスが含まれています。

効能・効果

便秘、便秘に伴う頭重・のぼせ・湿疹・皮膚炎・ふきでもの(にきび)・食欲不振(食欲減退)・腹部膨満・腸内異常醗酵・痔などの症状の緩和

用法・用量

1日1~2回、次の量を食前又は食間に水またはお湯にて服用してください。

成人(15才以上) 1回4~8錠
7才以上15才未満 1回3~6錠
7才未満 服用しないこと

成分・分量

成分・分量
16錠中
日局ダイオウ末 2g
日局カンゾウ末 1g

添加物として、ステアリン酸Mg、タルク、CMC-Ca、ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖水和物を含有する。

相談すること

1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してく さい
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)
(4)胃腸が弱く下痢しやすい人。
(5)高齢者。
(6)次の症状のある人。
むくみ
(7)次の診断を受けた人。
高血圧、心臓病、腎臓病
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を
中止し、この添付文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してくさい

関係部位
消化器 はげしい腹痛を伴う下痢、腹痛
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受
けてください。
症状の名称
偽アルドステロン症、
ミオパチー
手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、
脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
3.服用後、次の症状があらわれることがありますので、このような症状の持続又は増強
が見られた場合には、服用を中止し、この添付文書を持って医師、薬剤師又は登録販
売者に相談してく さい
下痢
4.5 ~ 6 日間位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この添付文書を
持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してくさい
5.長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してく さい

 


漢方薬

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