柴朴湯 ( さいぼくとう ) ぜんそく 気管支炎に

2023/03/01

漢方薬 柴朴湯 ( さいぼくとう ) は、ぜんそくや気管支炎などに処方される漢方薬です。咽喉・食道部の異物感、動悸、めまい等の症状を伴うぜんそくや気管支炎などに用いられる処方です。発作が起きないかと気にするようなタイプで精神的に不安症状がある場合に用いられます。

柴朴湯 ( さいぼくとう ) 商品概要

柴朴湯(サイボクトウ)は、ぜんそくや気管支炎などに用いられる処方です。咽喉、食道部の異物感、動悸、めまい等の症状を伴うぜんそくや気管支炎などに。発作が起きないかと気にするようなタイプで精神的に不安症状がある場合に用いられます。

ぜんそくには 麻杏甘石湯 ( まきょうかんせきとう ) などの処方も効果的ですが、ぜんそくは心因性がからむことがあるので、そういう時に柴朴湯(さいぼくとう)を用いると良いでしょう。気分が停滞しているときにおすすめです。

マツウラ(松浦漢方)の柴朴湯エキス細粒は、漢方薬が苦手な人にものみやすい細粒のおくすりです。スティックタイプのため、持ち運びにも便利になっています。

効果・効能

体力中等度で、気分がふさいで、咽喉、食道部に異物感があり、かぜをひきやすく、ときに動悸、めまい、嘔気などを伴うものの次の諸症:
小児ぜんそく、気管支ぜんそく、気管支炎、せき、不安神経症、虚弱体質

成分

本品3包(6.0g)又は6.0gは
成分・・・分量
柴朴湯水製エキス(乾燥物換算で約2.3gに相当)(サイコ・・・3.5g ハンゲ・・・2.5g ショウキョウ・・・0.5g オウゴン・・・1.5g タイソウ・・・1.5g ニンジン・・・1.5g カンゾウ・・・1.0g コウボク・・・1.5g ソヨウ・・・1.0g ブクリョウ・・・2.0g より製した)・・・4.6g
を含有する細粒剤です。
添加物としてメタケイ酸アルミン酸Mg、ヒプロメロース、乳糖、トウモロコシデンプン、香料を含有します。

用法・用量

次の量を食前又は食間に水又は温湯で服用してください。
(食間とは食後2~3時間を指します。)
年齢・・・1回量・・・1日服用回数
成人(15歳以上)・・・分包剤:1包、大入り剤:2.0g・・・3回
15歳未満7歳以上・・・分包剤:2/3包、大入り剤:1.3g・・・3回
7歳未満4歳以上・・・分包剤:1/2包、大入剤:1.0g・・・3回
4歳未満2歳以上・・・分包剤:1/3包、大入り剤:0.7g・・・3回
2歳未満・・・分包剤:1/4包、大入り剤:0.5g以下・・・3回

用法・用量に関する注意

(1)用法・用量を厳守してください。
(2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
(3)1歳未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、やむを得ない場合にのみ服用させてください。

注意

本方は、咽喉・食道部の異物感、動悸、めまい等の症状を伴うぜんそくや気管支炎などに用いられる処方です。発作が起きないかと気にするようなタイプで精神的に不安症状がある場合に用いられます。使用上の注意してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります)
次の人は服用しないでください。
生後3ヵ月未満の乳児

相談すること
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(1)医師の治療を受けている人
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人
(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)
(4)高齢者
(5)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人
(6)次の症状のある人 むくみ
(7)次の診断を受けた人 高血圧、心臓病、腎臓病
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
関係部位・・・症状
皮膚・・・発疹・発赤、かゆみ
その他・・・頻尿、排尿痛、血尿、残尿感
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
症状の名称・・・症状
間質性肺炎・・・階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。
偽アルドステロン症、ミオパチー・・・手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
肝機能障害・・・発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
3.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
4.長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

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