肥満

肥満度を正確に測定

現代人は、どうしても食べ過ぎ傾向ですが、運動不足の習慣が続くと、体の健康バランスを崩してしまう。健康バランスが崩れると、肥満は加速し、太りやすい体質になってしまいます。

肥満をそのままにしておくと、糖尿病や高血圧症、心筋梗塞、痛風などの誘因になります。こうした病気にならないうちに治療しておきます。
実際の治療は、減食療法(カロリー制限)と運動になります。ごくごく当たり前のことを行います。これに漢方を組み合わせれば非常に高い効果が期待できます。
病気等で運動ができなくても肥満の改善が行えます。

漢方治療の前に正確な体重を測定することが大前提です。自分の肥満の度合いを調べます。BMI値は22が一番健康的で長生きできるといいます。
BMI指数=体重÷〔身長×身長(m)〕
20~23が標準体重、24~25がやや太り気味、26以上が肥満と診断されます。

BMI値を知った上で健康診断を受け、血糖値や血圧、総コレステロール値など、問題がなければ生活習慣病があらわれる前に肥満体質を改善します。

血の巡りが悪くむくんでしまう場合には、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん) 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

肥満には、かた太りと水太りの2つのタイプのほかに最近では、血行不良によってふくんで太る、むくみをが増えています。
かた太り型の処方は、防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん) と大柴胡湯(だいさいことう)です。赤ら顔ののぼせタイプ、便秘気味で尿量が少ない人には、防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん) を用います。
大柴胡湯(だいさいことう)は、体格がよく、便秘気味、イライラすると食欲が異常に高まり、空腹時には、みぞおちが張って硬くなる人に用います。

体力のないぽっちゃりとした色白型で大汗をかくわりに小水がでにくく、下肢にむくみがある人に効果的なのが、防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)です。九味檳榔湯(くみびんろうとう) もむくみ、腹部膨満感、息切れ、便秘の人には用います。

最近では、エアコンなどの使用で、内外の温度が極端にあり、これが原因の血行障害も増えています。こうした血行不良のむくみ太りには、苦淤血(おけつ)剤の桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん) を用います。
虚弱体質で貧血気味であれば、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)を併用します。

内臓脂肪肥満型にも皮下脂肪肥満の処方が効果発揮

肥満は、西洋梨のような形をした皮下脂肪型と上半身が太っているリンゴ形の内臓脂肪肥満に分かれます。
外見や体位の数値では、肥満がなくとも、内臓脂肪が蓄積すれば、糖尿病、高脂血症、高血圧症などが合併しやすく、合併すると加速度的に動脈硬化に進展します。したがって糖尿病、高脂血症、高血圧症、内臓脂肪型の4つを重要な症状として認識しるようになりました。従来の皮下脂肪型の肥満が生活習慣病の誘因であった以上に内臓脂肪型肥満は、さらに深く関わっているという考え方は、定説となっています。
肥満の西洋薬による治療は未だに確立されていないのが現状です。
これからは、漢方に寄せられる期待が大きくなることは間違いありません。

肥満」への3件のフィードバック

  1. ピンバック: 肥満であれば高血圧の危険性は高くなる | 健康メモ

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  3. ピンバック: 肥満であれば高血圧の危険性は高くなる | 健康メモ

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