ウコンの作用 【 血圧降下作用 】
ウコンの 血圧降下作用 について
血圧降下作用
高血圧の症状が気になる場合、ウコンを服用すると血圧が下がって、「血圧降下作用」を示すことが証明されています。
高血圧は、血管壁や心臓に重大な悪影響を及ぼすために生活習慣、食習慣だけでなくすぐに対処しなければならない生活習慣病の1つとなっています。
ここ十余年間の医学上の研究成果として、高血圧にいたるまでの病態の解明が進んで、血圧のコントロールが可能な薬剤が何種類か出ています。
- α-1遮断剤
- アンジオテンシン変換酵素阻害剤
- カルシウム括抗剤
降圧剤についての詳細はこちら。血圧が上昇するときは、動脈が収縮して、そのため血圧が高くなるという人体のメカニズムがあります。そのとき、血中のカルシウムイオンが動脈壁へと流入しますが、それを防げば血圧を下げられます。
カルシウム括抗剤とは、カルシウムイオンが動脈壁に流入するのを防ぐことによって、末梢動脈を拡張して血管の抵抗を減らし、血液の循環を潤滑にして、結果的に血圧を下げる働きを示す薬剤です。
現代医学における臨床の場ではカルシウム括抗剤は使いやすい降圧剤として多用されていますが、ウコンにはカルシウム括抗剤に相当する薬理作用が確認されています。
この種の薬剤は副作用として、末梢動脈の循環が良好になりすぎて、顔がほてったりすることがあります。
しかし、ウコンではそうした作用が現代医薬品ほど顕著でないため、ほとんど副作用が出ることはありません。なお、血圧をコントロールすることが「動脈硬化」の進展を遅らせて、結果的にその予防に役立っていることは、現代医学の臨床現場ではっきり証明されています。ウコンには「動脈硬化」を予防する作用があるというわけです。