扁桃炎 漢方薬 で改善 症状を軽減改善する

2025/07/23

扁桃炎 漢方薬
扁桃炎 漢方薬

扁桃炎 ( へんとうえん ) 漢方薬 で改善 症状を軽減改善するにはどんな漢方薬を選ぶのがいいのでしょうか。漢方薬の選択は、銀翹散(ぎんぎょうさん)「桔梗湯(ききょうとう) 駆風解毒湯(くふうげどくとう)の3つは、扁桃炎の症状や病期に合わせて使い分けられる代表的な漢方薬になります。

扁桃炎 漢方薬 で改善 症状

扁桃炎は、のどの奥にある扁桃に炎症が起こる病気で、細菌やウイルスが原因となることが多いです。漢方では、炎症を「熱」と捉え、その熱を冷まし、のどの腫れや痛みを和らげることを目指します。また、体全体の免疫力を高め、回復を促すことも重視されます。

ご紹介いただいた3つの漢方薬は、それぞれ異なる得意分野を持っています。

1. 銀翹散(ぎんぎょうさん)

  • 特徴と使用の目安:
    • 扁桃炎の初期、特にのどがイガイガする、少し痛みがある、発熱の兆候がある段階に適しています。
    • 風邪の引き始めや、のどの違和感がある時にもよく用いられます。
    • 辛涼解表(しんりょうげひょう)という、体の表面の熱を冷まし、発散させる作用があります。
    • 比較的穏やかな作用で、幅広い年齢層に用いられます。
  • 扁桃炎への考え方: 扁桃炎の初期段階で、病原体が体表にあり、熱がこもり始める時期に、銀翹散で体表の邪(病原体)を追い出し、熱を冷ますことで、炎症の悪化を防ぎます。

2. 桔梗湯(ききょうとう)

  • 特徴と使用の目安:
    • のどの痛み、腫れが比較的はっきりしている段階に適しています。
    • 特に、扁桃炎によるのどの痛みや、咳を伴うのどの炎症によく用いられます。
    • 桔梗(ききょう)には、排膿作用や去痰作用があるとされ、甘草(かんぞう)には抗炎症作用や緩和作用があります。
    • 漢方薬の中では比較的シンプルで、即効性が期待されることもあります。
  • 扁桃炎への考え方: のどの局所の炎症を鎮め、腫れや痛みを和らげることを目的とします。扁桃の膿の排出を助ける作用も期待できます。

3. 駆風解毒湯(くふうげどくとう)

  • 特徴と使用の目安:
    • のどの痛み、腫れが強く、発熱や悪寒を伴うなど、炎症が比較的進行している、あるいは重い症状の扁桃炎に適しています。
    • 扁桃炎だけでなく、扁桃周囲炎など、のどの奥の炎症が強い場合にも用いられます。
    • 様々な生薬が配合されており、炎症を強力に鎮め、解熱作用も期待できます。
    • 比較的体力のある方に用いられることが多いです。
  • 扁桃炎への考え方: 炎症が強く、熱がこもっている状態に対し、熱を冷まし、解毒作用によって炎症の原因を取り除くことを目指します。

漢方薬で扁桃炎を治す際の一般的な流れ(専門家の指導のもとで)

  1. 初期の兆候(のどのイガイガ、軽い痛み):
    • 銀翹散の服用を検討。症状の悪化を防ぎ、早い段階で回復を促します。
  2. のどの痛み、腫れがはっきりしてきたら:
    • 桔梗湯を検討。局所の炎症を鎮め、痛みを和らげることに重点を置きます。
    • 症状によっては、銀翹散から桔梗湯へ切り替えたり、併用を検討することもあります(専門家の判断による)。
  3. 症状が強く、発熱や悪寒を伴う、炎症が重い場合:
    • 駆風解毒湯を検討。強力な抗炎症作用と解熱作用で、症状の改善を図ります。

重要な注意点:

  • 西洋医学的な治療との併用: 漢方薬は症状を和らげ、体質を改善するのに役立ちますが、細菌性の扁桃炎の場合は抗生物質が必要となることがあります。漢方薬だけに頼らず、必要に応じて西洋医学的な治療(抗菌薬など)も受けることが重要です。
  • 専門家への相談: 漢方薬の選択、用量、服用期間は、個人の体質、症状の程度、病期によって大きく異なります。必ず漢方に詳しい医師や薬剤師に相談し、適切な診断と処方を受けてください。自己判断での服用は、症状の悪化や副作用のリスクを伴います。
  • 症状の経過観察: 漢方薬を服用しても症状が改善しない場合や、悪化する場合は、すぐに医療機関を受診してください。
  • 日常生活での注意: 漢方薬の服用と並行して、安静を保ち、水分を十分に摂り、のどに刺激を与えない食事を心がけるなど、日常生活でのケアも非常に重要です。扁桃炎とは、扁桃腺(へんとうせん)=口蓋扁桃(こうがいへんとう)が赤くなって腫れ、炎症を起こす病気です。口を大きく開けたときに、上あごの奥の真ん中にぶらさがるようについている口蓋垂 ( こうがいすい ) を中心に左右から囲むようにつながっている壁が扁桃腺です。

    扁桃腺の役割は、口や鼻から入ってくる細菌やウイルスから体を守ることです。ウイルスなどの攻撃に立ち向かい、脳に指令を出して、全身を防御体制にさせたりします。

    扁桃炎のおもな原因となるのは細菌やウイルスによる感染で、原因菌として考えられるものには、インフルエンザ菌、肺炎球菌、溶血性連鎖球菌、黄色ブドウ球菌などがあります。

    これらの菌は、実は私たちの体が健康な時にも体内に潜んでいて、免疫機能が正常であれば炎症を起こすことはないのですが、風邪をひいたり、疲労が蓄積されたりすることによって免疫力が低下していると菌が増殖し、扁桃はこれらとたたかうために炎症を起こすのです。

    扁桃炎にかかると、38度以上の発熱、のどの痛み、体のだるさや頭痛などの症状があらわれます。重症化すると、扁桃の周囲にも炎症が広がってしまったり、周囲に膿がたまってしまうこともあるので、注意しなくてはいけません。また、繰り返していると慢性化することもありますから、早めに治療することが大切です。

    扁桃炎の症状

    • 喉の痛み:最も一般的な症状で、痛みが強くなると飲み込みにくくなります。
    • 発熱:体温が上昇し、熱が出ることがあります。
    • 頭痛:頭痛を感じることがあります。
    • 咳:咳が出ることがあります。
    • 喉の赤み:扁桃腺の炎症により、喉の内側が赤くなります。
    • 喉の腫れ:扁桃腺の炎症により、喉が腫れることがあります。
    • 喉の痰:痰が出ることがあります。
    • 食欲不振:食欲が減退することがあります。

    扁桃炎の症状は、原因によって異なることがあります。一般的に、細菌による扁桃炎では、急激な症状が現れ、ウイルスによる扁桃炎では、症状が徐々に現れることがあります。症状が現れた場合は、医師に相談し、治療を受けることが重要です。

    のどが乾燥することによって腫れや痛みがひどくなってしまうので、水分補給をじゅうぶんに行い、うがいをこまめにして、室内を加湿したり、マスクを着用するように心がけましょう。

    漢方薬で扁桃炎を改善する

    扁桃炎ののどの痛みは、食べものをのみこんだりする時にあらわれます。慢性化してしまうと、いつも異物感があることもあります。
    漢方薬では、次のような処方があります。

    • 銀翹散 ( ぎんぎょうさん ) のどが痛くなる風邪に効果がある薬で、扁桃炎の初期にも用います。口が渇く症状にも効果的です。扁桃炎などの風邪症状の緩和に使われることがあります。主に、銀翹、桔梗、甘草、石膏、牛蒡子、薄荷、桂枝などの成分から構成されています。
    • 桔梗湯 ( ききょうとう ) 体力に関係なく服用できる薬です。ゆっくりとのどを潤すようにのむと良いでしょう。あるとされています。主に、桔梗、甘草、石膏、人参、牛蒡子などの成分から構成されています。
    • 駆風解毒湯 ( くふうげどくとう ) 扁桃の腫れや痛みが激しく、なかなか良くならない時に用います。うがいをするような感じで、少しずつをゆっくりとのみこむようにすると良いでしょう。「駆風解毒湯(くふうげどくとう)」は、中国の伝統的な漢方薬の一つで、扁桃炎などの喉の病気に対して効果があるとされています。主に、麻黄、桂枝、芍薬、甘草、生姜、大棗などの成分から構成されています。

    扁桃炎 銀翹散(ぎんきょうさん)

    • 抗炎症効果:銀翹散に含まれる成分が炎症を抑えるため、扁桃炎の炎症を緩和する効果があるとされています。
    • 解熱効果:銀翹散に含まれる成分が体内の熱を下げる効果があるため、扁桃炎に伴う発熱を緩和する効果が期待されます。
    • 鎮痛効果:銀翹散に含まれる成分が痛みを緩和するため、扁桃炎による喉の痛みや頭痛を軽減する効果が期待されます。
    • 抗菌効果:銀翹散に含まれる成分が抗菌作用を持つため、扁桃炎の原因菌に対して抗菌作用を発揮する効果が期待されます。

    扁桃炎 桔梗湯 ( ききょうとう )

    • 抗炎症効果:桔梗湯に含まれる成分が炎症を抑えるため、扁桃炎の炎症を緩和する効果が期待されます。
    • 解熱効果:桔梗湯に含まれる成分が体内の熱を下げるため、扁桃炎に伴う発熱を緩和する効果が期待されます。
    • 鎮痛効果:桔梗湯に含まれる成分が痛みを緩和するため、扁桃炎による喉の痛みや頭痛を軽減する効果が期待されます。
    • 水分補給効果:桔梗湯には、水分を補給する効果があります。扁桃炎に伴う喉の痛みや発熱などで、水分を摂取することが難しい場合に、桔梗湯を飲むことで、水分を補給することができます。

    駆風解毒湯 ( くふうげどくとう )

    • 抗炎症効果:駆風解毒湯に含まれる成分が炎症を抑えるため、扁桃炎の炎症を緩和する効果が期待されます。
    • 解熱効果:駆風解毒湯に含まれる成分が体内の熱を下げるため、扁桃炎に伴う発熱を緩和する効果が期待されます。
    • 鎮痛効果:駆風解毒湯に含まれる成分が痛みを緩和するため、扁桃炎による喉の痛みや頭痛を軽減する効果が期待されます。
    • 免疫力向上効果:駆風解毒湯に含まれる成分が免疫力を向上させるため、扁桃炎の原因となる細菌やウイルスに対する抵抗力を高める効果が期待されます。

    のどと口の病気