桔梗湯 ( ききょうとう ) のどが痛み、ときにせきが出る

2023/04/03

桔梗湯 ( ききょうとう ) は、おもにのどの痛みや腫れなどの症状を緩和するための漢方薬です。咽頭炎や扁桃炎など、のどやその周辺に起きる炎症を抑え、炎症による不快感を鎮静させます。

桔梗湯は甘いので小さな子供でも飲める薬で、病院でも処方されたりします。体力に関係なく服用することができるので、悪化を防ぐためにも早めに飲むと良いでしょう。

のどの痛みは、空気が乾燥していたり、風邪の引きはじめなどの軽い症状でもしつこく続く時がありますし、ただの風邪だと思っていると咽頭炎や扁桃炎に進展してしまうこともあります。

桔梗湯は、桔梗(キキョウ)と甘草(カンゾウ)の2つの生薬で構成されています。桔梗には膿や痰などを取りのぞく作用があり、甘草には痛みを取り炎症を落ちつかせる作用があって、この2つの相乗効果で、桔梗湯がのどの炎症の改善に効果をあらわします。

桔梗湯はそのまま服用しても良いのですが、生薬エキスが直接患部に接触することで症状がより改善しやすくなると考えられていて、できるだけのどに触れるように意識しながら服用すると良いです。さらにお湯で溶かしてから服用すると効果的です。水でも良いですが、痛みが強いような時はなるべく温めたほうがのどに優しいのです。

のどに触れる時間が長いほど症状も改善されやすくなるので、できるだけ時間をかけながら、少しずつゆっくり飲むことがおすすめです。

ツムラ漢方の桔梗湯エキス顆粒は、漢方処方である『桔梗湯』から抽出したエキスによってつくられた、服用しやすい顆粒タイプのお薬です。

効能・効果

のどがはれて痛み、ときにせきがでるものの次の諸症:扁桃炎、扁桃周囲炎

用法・用量

次の量を、1日2回、少しずつ口の中に含み、水またはお湯で徐々に溶かし服用します。
成人(15歳以上)・・・1包(1.875g)
7歳以上15歳未満・・・2/3包
4歳以上7歳未満・・・1/2包
2歳以上4歳未満・・・1/3包

※2歳未満の幼児には服用させないでください、また、小児に服用させる場合には、保護者の監督のもと服用させてください。

注意

●使用上の注意
■■してはいけないこと■■

■■相談すること■■
1.次の人は服用前に医師または薬剤師に相談してください
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦または妊娠していると思われる人。
(3)胃腸が弱く下痢しやすい人。
(4)高齢者。
(5)次の症状のある人。
むくみ
(6)次の診断を受けた人。
高血圧、心臓病、腎臓病
2.次の場合は、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師または薬剤師に相談して
ください
(1)服用後、次の症状があらわれた場合。
〔関係部位〕 〔症 状〕
消 化 器 : 食欲不振、胃部不快感
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受
けてください。
〔症状の名称〕偽アルドステロン症
〔症 状〕尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、手がこわ
ばる、血圧が高くなる、頭痛等があらわれる。
(2)5~6回服用しても症状がよくならない場合。
3.長期連用する場合には、医師または薬剤師に相談してください

 

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『ツムラ漢方桔梗湯エキス顆粒』は、漢方処方である「桔梗湯」から抽出したエキスよ
り製した服用しやすい顆粒です。
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