桂枝加芍薬大黄湯 ( けいしかしゃくやくだいおうとう ) しぶり腹の解消に

2023/02/06

漢方薬 桂枝加芍薬大黄湯 ( けいしかしゃくやくだいおうとう ) に関する情報です。

桂枝加芍薬大黄湯 ( けいしかしゃくやくだいおうとう ) 商品概要

桂枝加芍薬大黄湯 ( けいしかしゃくやくだいおうとう )
桂枝加芍薬大黄湯 ( けいしかしゃくやくだいおうとう )

桂枝加芍薬大黄湯 ( けいしかしゃくやくだいおうとう ) は、漢方の原典である「傷寒論(しょうかんろん)」に記載されている漢方薬です。

おなかがはって腹痛がある人の、しぶり腹、便秘に効き目があります。『しぶり腹』とは、おなかがはって排便をしたいけれど気持ち良く出ない、軟便やコロコロした便を排便した後にまたすぐに便意をもよおすような状態をいいます。

ツムラの漢方製剤 桂枝加芍薬大黄湯 エキス顆粒 は、漢方処方「桂枝加芍薬大黄湯」から抽出したエキスよりつくられた、服用しやすい顆粒タイプのおくすりです。

効果・効能

腹部膨満感、腹痛がある人の次の諸症状に。

  • 便秘
  • しぶり腹

成分

次の生薬のエキスを含んでいます。
シャクヤク、ケイヒ、タイソウ、カンゾウ、ダイオウ、ショウキョウ

用法・用量

次の量を、1日2回、食前に水またはお湯で服用します。
成人(15歳以上) 1回に1包(1.875g)
7歳以上15歳未満 2/3包
4歳以上 7歳未満 1/2包
2歳以上 4歳未満 1/3包
※2歳未満の幼児には服用させないでください。また、小児に服用させる場合には保護者の監督のもと服用させてください。

注意

(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦または妊娠していると思われる人。
(3)胃腸が弱く下痢しやすい人。
(4)高齢者。
(5)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
(6)次の症状のある人。
むくみ
(7)次の診断を受けた人。
高血圧、心臓病、腎臓病

2. 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

他の瀉下薬(下剤)を服用している人、授乳中の人は、本剤を服用できません。

服用して次の症状があらわれた場合は、直ちに服用を中止して、医師または薬剤師に相談してください。

  • 皮膚 発疹・発赤、かゆみ
  • 消化器 はげしい腹痛を伴う下痢、腹痛
関係部位 症状
皮 膚 発疹・発赤、かゆみ
消 化 器 はげしい腹痛を伴う下痢、腹痛

 

まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

症状の名称 症状
偽アルドステロン症、
ミオパチー
手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。

3. 服用後、次の症状があらわれることがありますので、このような症状の持続または増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください
下痢。

4. 1週間位(しぶり腹に服用する場合には5~6日間)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

5. 長期連用する場合には、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

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