麻黄湯 ( まおうとう ) 風邪のひきはじめに
漢方薬 麻黄湯 ( まおうとう ) に関する情報です。風邪のひきはじめに効果のある漢方薬です。
麻黄湯 ( まおうとう ) 商品概要
クラシエ漢方の 麻黄湯 ( まおうとう ) は、風邪の初期で強い寒気に襲われると、毛穴が閉じ、汗がでずに、発熱や頭痛、節々の痛み等が起こります。これらの症状は、いずれもウイルスなどに抵抗する身体の防御反応です。
麻黄湯は、すばやく身体を温め、身体の抵抗力を高めることで、寒気や節々の痛み、頭痛、咳などの風邪の初期症状を改善します。眠くなる成分は入っていません。
●かぜのひきはじめで、悪寒・発熱が強い方、関節痛や頭痛のある方に
●体を温めて発汗を促すことで、さむけや発熱、ふしぶしが痛むかぜを改善します。
風邪は引きはじめが肝心です。強い寒気を感じ、頭痛や発熱が出たら、布団や服などを多めに着て身体を冷やさないようにしましょう。
身体を温め、発汗を促すネギや生姜といった食材を取り入れ、栄養に富んだ消化のよい食べ物をとり、身体を安静にすることも大切です。
効能・効果
体力充実して、かぜのひきはじめで、さむけがして発熱、頭痛があり、せきが出て身体のふしぶしが痛く汗が出ていないものの次の諸症:感冒、鼻かぜ、気管支炎、鼻づまり
用法・用量
1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。
成人(15才以上)…1回2錠
15才未満5才以上…1回1錠
5才未満は服用しないこと
(用法・用量に関連する注意)
小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
成分・分量
成人1日の服用量6錠(1錠300mg)中
麻黄湯エキス(2/3量)…1,280mg
〔マオウ・キョウニン各3.33g、ケイヒ2.67g、カンゾウ1.00gより抽出。〕
添加物として、タルク、二酸化ケイ素、クロスCMC-Na、ステアリン酸Mg、セルロース、ヒプロメロース、酸化チタン、マクロゴール、三二酸化鉄、酸化鉄、カルナウバロウを含有する。
取り扱い上の注意
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に、チャックをしっかりしめて保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わります。)
(4)使用期限を過ぎた製品は服用しないでください。
(5)水分が錠剤につきますと、変色または色むらを生じることがありますので、誤って水滴を落としたり、ぬれた手で触れないでください。
麻黄湯は、寒さによって体表(毛穴)が閉じ、体内のエネルギーや栄養の流れが悪くなって、汗が出ず、寒気やふしぶしの痛みなどの症状が出ているカラダを、しっかり温めて、発汗を促すことで熱を発散させ改善させる作用があります。
麻黄湯のようにカラダの表面を温める漢方薬を、漢方では「辛温解表剤」と呼んでいます。麻黄湯だけでなく 葛根湯 や桂枝湯も辛温解表剤の仲間で、麻黄湯と同様にかぜのひきはじめによく使います。
注意すること
してはいけないこと
1.体力の衰えている人や体の弱い人は服用しないこと。
2.短期間の服用にとどめ、連用しないこと。
(守らないと症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります)
相談すること
1.次の人は服用前に医師または薬剤師に相談してください。
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦または妊娠していると思われる人。
(3)胃腸の弱い人。
(4)発汗の著しい人。
(5)高齢者。
(6)今までに薬によって発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
(7)むくみ、排尿困難の症状がある人。
(8)高血圧、心臓病、腎臓病、甲状腺機能障害の診断を受けた人。
2.服用後、次の症状があらわれた場合には直ちに服用を中止し、この文章を持って医師または薬剤師に相談してください。
- 皮ふに、発疹・発赤、かゆみがあらわれた場合。
- 消化器に、悪心、食欲不振、胃部不快感があらわれた場合。
- その他にも、発汗過多や全身脱力感があらわれた場合。