小半夏加茯苓湯(しょうはんげかぶくりょうとう)

2025/12/22

小半夏加茯苓湯(しょうはんげかぶくりょうとう)
小半夏加茯苓湯(しょうはんげかぶくりょうとう)

漢方薬 小半夏加茯苓湯(しょうはんげかぶくりょうとう) に関する情報です。小半夏加茯苓湯(しょうはんげかぶくりょうとう)は、主につわりや吐き気、嘔吐の治療に用いられる漢方薬です。構成生薬が少なく、比較的安全性の高い薬です。

小半夏加茯苓湯(しょうはんげかぶくりょうとう)

妊婦さんの中には、新しい命を授かり喜びが多い反面、つらいつわりとたたかわなくてはならない人もいるでしょう。

小半夏加茯苓湯(ショウハンゲカブクリョウトウ)は、妊娠中の女性のつわりの症状に対し、効果をあらわす薬です。吐き気をおさえ、体を楽にします。

吐き気をおさえる半夏(ハンゲ)と生姜(ショウキョウ)、余分な水分を取り去る茯苓(ブクリョウ)の3種類の生薬からなります。

小半夏加茯苓湯が向いているのは、体力は中くらいで、胃に水分が停滞して、チャポチャポしているような人です。体質によっては効果的でない人もいます。

漢方で悪心や嘔吐を止める薬というと、まず半夏が考えられます。ただ、半夏を口に入れるといがらっぼくて不快感を伴うので、半夏を用いる場合は刺激を緩和するため生姜を合わせます。こうすることによって、副作用を抑えるだけでなく作用を助けるのです。

嘔吐は、漢方医学の考え方では、余分な水が胃に停滞し、それが下りずに吐くものと考えられていますが、茯苓には胃内の水の停滞を除いて、動悸をしずめる作用があると考えられています。
こうして、小半夏加茯苓湯は、処方全体として、悪心・嘔吐で苦しむ場合の鎮静剤となります。

サンワの小半夏加茯苓湯 エキス細粒は、漢方処方「小半夏加茯苓湯」の水製エキスを、服用しやすいよう細粒にして、分包したものです。

効能・効果

体力に関わらず使用でき、悪心があり、ときに嘔吐するものの次の諸症:つわり、嘔吐、悪心、胃炎

用法・用量

次の量を1日3回、食前または食間に、水かぬるま湯で服用します。

  • 成人(15歳以上):1包
  • 7歳~14歳:2/3包
  • 4歳~6歳:1/2包

※ 4歳未満の幼児には服用させないでください。また、小児に服用させる場合には保護者の指導監督のもとに服用させてください。

小半夏加茯苓湯(しょうはんげかぶくりょうとう) 副作用 よくある質問

小半夏加茯苓湯(しょうはんげかぶくりょうとう)は、主につわりや吐き気、嘔吐の治療に用いられる漢方薬です。構成生薬が少なく、比較的安全性の高い薬ですが、服用にあたってよく寄せられる質問をまとめました。

1. 妊娠中の「つわり」で飲んでも赤ちゃんに影響はありませんか?

基本的には、妊娠中も安心して服用できる代表的な漢方薬です。

つわりの特効薬として産婦人科でも頻繁に処方されます。
構成生薬は「半夏(はんげ)」「生姜(しょうきょう)」「茯苓(ぶくりょう)」の3つのみで、
比較的シンプルかつ穏やかな効き目が特徴です。
ただし、妊娠中は体質が変化しやすいため、
自己判断で購入せず、必ず主治医や薬剤師の指示に従って服用してください。

2. 飲んだ後に胃が荒れたり、不快感が出たりすることはありますか?

稀に、胃の不快感や食欲不振が現れることがあります。

吐き気を抑える目的の薬ですが、
体質(証)が合わない場合や生薬の刺激に敏感な方では、
逆に胃が重く感じたり、軽い腹痛が出ることがあります。

  • 対策:服用後に胃の調子が悪くなる場合は、無理に続けず医師に相談してください。

3. 副作用として「発疹」や「かゆみ」が出ることはありますか?

どの薬でも同様ですが、アレルギー反応が出る可能性はあります。

  • 症状:蕁麻疹、発疹、皮膚の発赤、かゆみなど。
  • 対策:服用開始後に皮膚症状が現れた場合は、すぐに服用を中止してください。
    薬の成分に対する過敏症の可能性があります。

4. 他の漢方薬や薬と併用しても大丈夫ですか?

生姜(しょうきょう)の重複に少し注意が必要です。

この薬には生姜が含まれています。
葛根湯や小青竜湯など、他の漢方薬にも生姜が含まれることが多く、
併用すると体が温まりすぎて、
のぼせや胃の刺激が強くなる場合があります。
また、西洋医学の吐き気止めと併用する場合も、
作用が重なることがあるため、
処方医に併用している薬を伝えておくと安心です。

5. 飲み方で気をつけることはありますか?(飲みづらくて吐いてしまう場合)

つわりの時期は、無理に一度に飲まないことが大切です。

この薬は独特の風味があり、
その匂いで吐き気が強まってしまうことがあります。

  • コツ:冷水に溶かして少しずつ口に含んだり、
    凍らせて舐めるように飲むと楽になることがあります。
    また、少量ずつ回数を分けて服用する方法も推奨されます。

まとめ:このような時は医師へ

  • 皮膚の異常:発疹、赤み、強いかゆみ
  • 消化器の悪化:激しい腹痛、下痢、吐き気の増悪
  • 全身症状:体が異常にだるい、動悸がする

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