にきび 吹き出もの 漢方薬 で改善 症状を軽減改善する
にきび 吹き出もの 漢方薬 で改善 症状を軽減改善するにはどんな漢方薬を選ぶのがいいのでしょうか。
にきび 吹き出もの 漢方薬 で改善 女性の場合、血の滞りが原因に
にきびは治りにくくストレスになる女性が多いようですが、それは誤解です。漢方薬では、各人の体質を見極めた上で処方するオーダーメードの治療薬。自分に合った漢方薬を使えば、すばらしい結果が得られるでしょう。何度も何度も繰り返す にきび や吹き出物 に悩まされている方は、自分の体質に合った漢方薬を試してみてください。
まず、一般的な にきび 吹き出物 の 原因 について紹介します。
にきび 吹き出物 原因
にきびや吹き出物の原因はいくつかありますが、一般的には以下のような要因が大きく関係しています。原因は、ひとつだけでなく複合的に重なりあっているケースも多々あります。
- 脂の過剰分泌:皮脂が過剰に分泌されると、毛穴が詰まってしまい、そこに雑菌が繁殖してにきびや吹き出物ができやすくなります。
- ホルモンバランスの乱れ:ホルモンバランスが崩れることで、皮脂の分泌量が増えることがあります。思春期や生理前など、ホルモンの変化が起こりやすい時期には、にきびや吹き出物ができやすくなることがあります。
- ストレスや睡眠不足:ストレスや睡眠不足が続くと、ホルモンバランスが崩れることがあります。また、ストレスが原因で食生活が乱れると、肌に必要な栄養素が不足して、肌の調子が悪くなることもあります。
- 食生活:食生活が乱れると、肌に必要な栄養素が不足して、肌の調子が悪くなることがあります。また、油っぽい食べ物や甘いものを食べ過ぎると、皮脂の分泌が増えて、にきびや吹き出物ができやすくなることがあります。
- 化粧品の使用:化粧品に含まれる成分が肌に合わない場合や、メイクを落とさずに寝てしまうと、肌に負担がかかって、にきびや吹き出物ができやすくなることがあります。
東洋医学的視点
東洋医学の視点から、にきびや吹き出物の原因は以下のような要因が関係していると考えます。
- 気や血の流れの滞り:東洋医学では、気や血の流れが滞ることで、体内に熱や湿気が溜まり、皮膚の状態が悪化すると考えられます。特に、肝臓や脾臓の働きが弱まると、皮膚トラブルが起こりやすくなるとされています。
- 食生活:東洋医学では、食生活が肌の状態に大きく影響すると考えられています。食べ過ぎや飲み過ぎ、または偏った食生活が肝臓や脾臓の働きを悪化させ、皮膚のトラブルを引き起こすとされています。
- 情緒面のストレス:東洋医学では、ストレスが肝臓や脾臓の働きを悪化させることで、皮膚のトラブルを引き起こすと考えられています。また、東洋医学では、皮膚の状態と心の状態が密接に関係しているとされており、心身のバランスが崩れることが皮膚トラブルの原因になることもあります。
- 天候の影響:東洋医学では、気候変動や季節の変化が体に影響を与えると考えられています。特に、湿度が高くなると湿気が体内に蓄積され、にきびや吹き出物ができやすくなるとされています。
20~30代の女性に多いのが、血の滞りである淤血(おけつ)が原因のにきびです。血液は全身をよどみなく流れるのが理想ですが、女性は生理があるために月に1回、血液の流れが変化し、このとき、体のどこかで停滞します。これがにきびなどの皮膚の不調や全身のトラブルの原因となります。
むくみがあれば 当帰芍薬散 ( とうきしゃくやくさん ) 重度の冷え症には 当帰建中湯 ( とうきけんちゅうとう )
にきびによく使われるのは、清上防風湯 ( せいじょうぼうふうとう ) です。炎症や化膿を抑制する薬です。脂性肌や赤ら顔で中間証(体力が中程度)から実証(体力がある人)のにきびに有効です。
ただし、20代以降で、清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)の適応となるにきびは、それほど多くありません。思春期を過ぎると脂性の人は減少し、ダイエットや仕事の疲労で虚証(体力がない)寄りの人が増加することが原因と考えられています。
そこで、気と血の流れを改善することが重要になってくるのです。
淤血(おけつ)が原因のにきびには、血の流れを正す漢方薬を使用しますが、淤血(おけつ)以外にどんな症状があるかをみて、症状ごとに細かく処方を決めると、てきめんに効果がでます。
実証(体力がある人)で手足は冷えるのに顔や頭はのぼせる、生理痛が強い、生理時の出血が多いという人は、桂枝茯苓丸料 ( けいしぶくりょうがん ) です 。
おっとりしたタイプで冷え症、貧血気味、むくみがある人は、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)。中間証(体力が中程度)で、神経質、イライラしがち、便秘気味、気分の浮き沈みが激しいといった人は、す加味逍遥散 ( かみしょうようさん ) です。秋口からこたつなしでは生活できないような重度の冷え症、胃腸虚弱で便秘と下痢を繰り返すような人は、当帰建中湯(とうきけんちゅうとう)。といったように使い分けます。大半の女性は、体力が普通レベルかそれ以下なので、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)または、加味逍遥散(かみしょうようさん)が有効です。
背中のにきびが悩みなら柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)
ストレスなどの気の乱れが原因のにきびには半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)が効果的です。
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)は、神経性胃炎、頭痛、不眠など気が関する症状に用いられます。
背中のにきびなどに悩む人も多くいらっしゃいます。背中のにきびは、粘膜が弱い、たとえば、扁桃腺がすぐに腫れてしまう人などに見られます。
このようなタイプには、柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)が効きます。淤血(おけつ)で、しかも背中にニキビがあるという人は、淤血(おけつ)の薬と柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)を組み合わせるとより効果的です。
化膿しやすい、おできができやすい、陰部やわきの下など毛が生える部分が膿みやすい、虫さされのあとが残りやすいといったタイプには、十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう) が有効。
淤血(おけつ)タイプの症状には次のようなものがあります
- 目の下にクマができる
- あざやシミができやすい
- 舌に紫色の斑点がある
- 生理痛がひどい
- 慢性的に肩こり
- 足に静脈瘤があったり、血管が浮いて
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