オンラインストレージ SkyDrive ウェブメール Outlook.com 活用

2024年10月25日

Windows 8 オンラインストレージ SkyDrive ウェブメール Outlook.com 活用方法について。一般的になったクラウドサービスの定番、オンラインストレージとWeb メール。ここからは、マイクロソフトのクラウドサービスの中でも利用頻度が高い。このふたつのサービスの使用方法を紹介。

オンラインストレージ SkyDrive ウェブメール Outlook.com

ネット上にファイルを保存できる

マイクロソフトサービスの中でも特に利用者が多いのがオンラインストレージ「SkyDrive」と、Web メール「Outlook.com」。「SkyDriveは7GBもの容量を使ってオンライン上にドキュメントや画像、音楽、動画ファイルなどを保存しておくことができ、「グループ」も含んでいるサービス。そして「Outlook.com」は、使用容量が一定に達すると自動的に容量をアップする、実質容量無制限で使える非常に利用価値の高いサービス。フォルダー整理やタグ付けなど基本的なメーラーの機能はほぼすべて備えているので、使い勝手も良い。

オンラインストレージ SkyDrive ウェブメール

クラウドサービスは、アプリや保存領域がネット上にある。そのため、ネットにつながつたパソコンやスマートフォンから同一のアカウントでログインすれば、いつでも同じ環境で作業できる。当然、最新データを編集、加工することができる。
特にUSBメモリなどにデータを入れて持ち歩かなくてもネットに接続できるPCやタブレットがあればいい。

「Outlook.com」を使いこなす

「Outlook.com」は、マイクロソフトが提供する新しいWeb メールサービス。他のWebメールのように広告表示がなく、「Windows 8」のアプリ「メール」とはぼ同じインターフェース。
今まで使っていた「Hotmail」アカウント、「Windows Live」アカウントでもログインできるが、オリジナルアドレス「~@outolook.co」の取得も可能。今まで「Hotmail」りを使っていた場合は、公式サイトからログインして表示に従い「Outlook.com」へ切り替えればいい。

メールアプリでも受信可能

「Outlook.com」ほ、もちろん「Windows 8」 の「メール」からでも登録、受信することができる。「メール」を起動したら「チャーム」を表示して「設定」→「アカウント」と進める。

メールの新規作成

「Hotmail」りに比べてボタンなどが大きくなり、全体的に使いやすくなった「Outlook.com」。新規メールは、ログインして受信トレイに移動後、画面上部「新規作成」をクリックして作成する。

アドレス帳に登録

画面左上のロゴの「V 」をクリックして、「People」を選択。「新規作成」を選択して新しい連絡先を追加。

SkyDrive を使う

オンラインストレージの魅力は、「パソコンの容量を空けられること」そして、「他のユーザーとファイルを共有できること」。ファイルはひとつずつではなく、複数個を一度にアップロードできるので数が多いときでも手軽。
共有対象はファイル単体、フォルダと選択でき、また「ファイルの表示にはMicrosoftアカウントが必要」といった設定も可能。自分が指定したユーザーにしか通知はいかないので、セキュリティ面も安心できる。また「SkyDrive」は、サイト、ソフト、アプリと3 方面からログインしてファイルをアップロード、管理可能。

ファイルをアップロード

「SkyDrive」にアクセス、ログインすると、ファイル一覧画面が表示される。画面上部の「アップロード」をクリックしてパソコンからファイルを選ぶと、自動的にアップロードが開始する。
アプリからアップする場合は、スタイルUIから「SkyDrive」タイルをクリックして起動。ログインを済ませたら画面上で右クリックし、「アップロード」を選択。表示される画面の「ファイル」からカテゴリを選び、アップロードファイルを指定する。

ファイルをフォルダ別に整理

画面上部「作成」を選択。画面にフォルダが追加されるので、名前をつける。フォルダを作成したら、移動したいファイルの右上をクリックしてチェックを入れる。そのままフォルダヘドラッグ&ドロップすれば移動は完了。
アプリは、先にフォルダを作成してファイルをアップロードするという手順。まずは画面上で右クリックし、「フォルダの作成」からフォルダを作成。作成したフォルダをクリックで開く。右クリックから「アップロード」を選択し、ファイルを選択。

ファイル・フォルダの共有

共有したいファイル、またはフォルダの右上をクリックしてチェックを入れる。その後、画面上部「共有」を選択。
共有したい人のアドレスとメッセージを入力したら、「共有」をクリックして実行。メールの他、「Face book」などのSNSにアップすることも可能。
アプリの場合は、共有したいファイル、フォルダの上で右クリックしてチェックを入れたら、「チャーム」を開いて「共有」を選択。共有方法をクリックで選ぶ。
選択した共有方法別に、画面右側にウインドウが表示される。「メール」なら送信先のアドレスなど必要内容を入力する。

まとめ

SkyDrive(OneDrive)の活用方法

1. ファイルのアップロードとアクセス

  • ファイルの保存: ドキュメント、写真、動画などのファイルをSkyDriveにアップロードし、安全に保存することができます。これにより、ハードディスクの容量を節約できます。
  • どこからでもアクセス: インターネットに接続されていれば、どのデバイスからでもSkyDriveに保存したファイルにアクセスできます。Windows 8にはSkyDriveアプリがプリインストールされており、簡単にアクセス可能です。

2. 自動同期

  • デバイス間の同期: Windows 8のSkyDriveアプリを使用して、ファイルやフォルダーを自動的に同期することができます。これにより、デバイス間で同じファイルを最新の状態に保つことができます。
  • バックアップ: 重要なファイルをSkyDriveに保存することで、データのバックアップを取ることができます。デバイスが故障したり紛失したりしても、SkyDriveにファイルが保存されていれば安心です。

3. ファイルの共有

  • 共有リンクの作成: SkyDriveで保存したファイルやフォルダーの共有リンクを作成し、他のユーザーと共有することができます。メールやチャットでリンクを送るだけで、ファイルを簡単に共有できます。
  • 編集権限の設定: ファイルを共有する際に、閲覧のみ許可するか、編集も許可するかを選択することができます。共同作業を行う場合には編集権限を付与することが可能です。

4. Office Onlineとの連携

  • Officeファイルの編集: SkyDriveに保存されているWord、Excel、PowerPointファイルをOffice Onlineで直接編集することができます。Officeソフトウェアがインストールされていなくても、ブラウザ上でファイルの編集が可能です。
  • 共同編集: Office Onlineを使用して、他のユーザーと同時にドキュメントを編集することができます。リアルタイムでの共同作業が可能です。

Outlook.comの活用方法

1. メール管理

  • 複数アカウントの統合: Outlook.comは、他のメールサービス(Gmail、Yahoo! Mailなど)のアカウントを統合して管理することができます。一つのインターフェースで複数のメールアカウントを管理できるため、効率的です。
  • フォルダーとフィルター機能: メールをフォルダーに整理したり、特定の条件でフィルターを設定することで、受信トレイを整理しやすくなります。

2. カレンダーとの連携

  • スケジュール管理: Outlook.comに統合されたカレンダーを使用して、スケジュール管理を行うことができます。メールで受け取った予定をカレンダーに直接追加することも可能です。
  • リマインダー機能: 重要な予定やタスクにリマインダーを設定することで、予定を忘れずに管理することができます。

3. 連絡先の管理

  • Peopleアプリとの連携: Outlook.comは、Windows 8のPeopleアプリと連携して、連絡先の管理を簡単に行うことができます。連絡先情報を一元管理し、メールやメッセージの送信をスムーズに行えます。
  • グループ作成: 友人、家族、仕事関係など、連絡先をグループ分けして管理することができます。グループメッセージを送信する際にも便利です。

4. セキュリティ機能

  • 迷惑メールフィルター: Outlook.comには強力な迷惑メールフィルターが搭載されており、スパムやフィッシング詐欺からユーザーを守ります。
  • 2段階認証: アカウントのセキュリティを強化するために、2段階認証を設定することができます。これにより、不正アクセスのリスクを低減できます。

5. ファイルの添付とSkyDriveとの連携

  • 大容量ファイルの送信: SkyDriveに保存されたファイルをメールに添付することで、大容量のファイルを簡単に共有できます。添付ファイルサイズの制限を気にせずにファイルを送信できます。
  • Officeファイルのプレビュー: メールに添付されたOfficeファイルを、ブラウザ上で直接プレビューすることができます。ファイルをダウンロードしなくても内容を確認できるため、手間を省くことができます。

これらの機能を活用することで、Windows 8でのオンラインストレージやウェブメールの利用がより便利になり、日常業務や個人の予定管理が効率的に行えます。

 

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